国内

天皇皇后両陛下「日本芸術院賞」授賞式にご出席 国民に自ら歩み寄る“令和流”の労い

日本芸術院賞授賞式にご登壇された両陛下

日本芸術院賞授賞式にご登壇された両陛下(写真/JMPA)

「私も少しだけ陶芸をやったことがありまして」──7月3日、天皇皇后両陛下は芸術分野で顕著な業績があった人に贈られる「日本芸術院賞」の授賞式に出席された。工芸家、詩人、能楽師といった多岐にわたる分野の受賞者に拍手を送られ、懇談時には雅子さまが冒頭のようにご自身のご経験を交えて声をかけられていた。国民に自ら歩み寄る“令和流”の労いが垣間見えた瞬間だった。

 日本芸術院会館(東京・上野)に到着されると、関係者の出迎えを受けるとともに、玄関前に集まった人々に手を振られた。

上野で手を振られる両陛下

上野で手を振られる両陛下(写真/JMPA)

 日本芸術院賞には『博士の愛した数式』などで知られる小説家の小川洋子さんら9人が選出。両陛下は登壇した一人ひとりに、にこやかな笑顔で拍手を送られた。

にこやかに拍手を送られる陛下

にこやかに拍手を送られる陛下(写真/JMPA)

 式典後、顕著な業績を残した「恩賜賞」の受賞者から説明を受けながら、作品をご覧になった両陛下。真剣な眼差しでご覧になりながら、「これからもご活躍ください」と声をかけられた。

恩賜賞の受賞者から説明を受けながら作品をご覧になった

恩賜賞の受賞者から説明を受けながら作品をご覧になった(写真/JMPA)

※女性セブン2023年7月20日号

関連記事

トピックス

サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレ(時事通信フォト)
《メンバーの夫が顔面骨折の交通事故も》試練乗り越えてロコ・ソラーレがミラノ五輪日本代表決定戦に挑む、わずかなオフに過ごした「充実の夫婦時間」
NEWSポストセブン
来季米ツアー出場権を獲得した原英莉花(C)Yasuhiro JJ Tanabe
《未来の山下美夢有、竹田麗央を探せ》国内ツアーからQシリーズへの挑戦の動きも活発化、米ツアー本格参入で活躍が期待される「なでしこゴルファー」14人
週刊ポスト
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《麻薬取締法違反の疑いでガサ入れ》サントリー新浪剛史会長「知人女性が送ってきた」「適法との認識で購入したサプリ」問題で辞任 “海外出張後にジム”多忙な中で追求していた筋肉
NEWSポストセブン
サークル活動にも精を出しているという悠仁さま(写真/共同通信社)
悠仁さまの筑波大キャンパスライフ、上級生の間では「顔がかっこいい」と話題に バドミントンサークル内で呼ばれる“あだ名”とは
週刊ポスト
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さんが綴る“からっぽの夏休み”「SNSや世間のゴタゴタも全部がバカらしくなった」
NEWSポストセブン
米カリフォルニア州のバーバンク警察は連続“尻嗅ぎ犯”を逮捕した(TikTokより)
《書店で女性のお尻を嗅ぐ動画が拡散》“連続尻嗅ぎ犯” クラウダー容疑者の卑劣な犯行【日本でも社会問題“触らない痴漢”】
NEWSポストセブン
オリエンタルラジオの藤森慎吾
《オリラジ・藤森慎吾が結婚相手を披露》かつてはハイレグ姿でグラビアデビューの新妻、ふたりを結んだ「美ボディ」と「健康志向」
NEWSポストセブン
別居が報じられた長渕剛と志穂美悦子
《長渕剛が妻・志穂美悦子と別居報道》清水美砂、国生さゆり、冨永愛…親密報道された女性3人の“共通点”「長渕と離れた後、それぞれの分野で成功を収めている」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《母が趣里のお腹に優しい眼差しを向けて》元キャンディーズ・伊藤蘭の“変わらぬ母の愛” 母のコンサートでは「不仲とか書かれてますけど、ウソです!(笑)」と宣言
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《お出かけスリーショット》小室眞子さんが赤ちゃんを抱えて“ママの顔”「五感を刺激するモンテッソーリ式ベビーグッズ」に育児の覚悟、夫婦で「成年式」を辞退
NEWSポストセブン
負担の多い二刀流を支える真美子さん
《水着の真美子さんと自宅プールで》大谷翔平を支える「家族の徹底サポート」、妻が愛娘のベビーカーを押して観戦…インタビューで語っていた「幸せを感じる瞬間」
NEWSポストセブン