芸能

「滝沢秀明は強制的にキスをさせる」ジャニーズ性加害問題当事者の会代表に寄せられた新たな告発

滝沢秀明氏に告発

滝沢秀明が疑惑を告発された

「ぼくが直接被害を受けたわけではないので真偽はわかりませんが、ブログに(ジャニーズJr.から)そういうメッセージが送られてきたのは事実です。滝沢はキスが好きなんですよ。強制的にキスをさせるって」

 本誌『女性セブン』の取材にこう話すのは、ジャニーズ性加害問題当事者の会(以下当事者の会)の代表を務める平本淳也氏(57才)である。

 当事者の会は《ジャニー喜多川による性被害を被り、その事件を告白・告発したメンバーで立ち上げた有志の組織》(公式ホームページより)。今年6月に創設されて以来、ジャニーズ事務所に対し、被害者との対話や救済基金の設立などを要望してきた。

「7月に国連人権理事会による聞き取り調査に参加し、9月11日には日本弁護士連合会に『人権救済申し立て』を行いました。ジャニーズ事務所との話し合いが決裂した場合には、刑事告訴や海外での訴訟も視野に入れているといい、藤島ジュリー景子前社長や当時の副社長らに対しては救済基金への個人での資金拠出も提案しています」(芸能関係者)

 ジャニーズJr.の一員として1980年代にジャニーズ事務所で活動した平本氏は、一連の問題が大きくなる前からジャニー氏の性加害を訴え続けてきたという。

「これまで出版してきた自分の本でも書いていますが、35年前から言い続けてきました。ジャニーさんの告別式で手を合わせたとき、ぼくが心の中で何を言ったと思います? “ジャニーさん安らかに天国に行ってるかと思いますが、いつか引きずり下ろします。待っててください”って。まさかその通りになるとは思わなかったので、自分がいちばんびっくりしてますよ」(平本氏)

 平本氏は2000年頃に《ジャニーズ出身スーパーカルチャースタァ“平本淳也”HP!》と題したホームページを開設し(現在は削除済み)、そこでもジャニーズに関するコラムを連載していた。

「自ら経験した性被害の実態を告発する一方で、Jr.や現役タレントから受けた相談の内容についてもコラムで明かしていました。現在、ファンや関係者の間で注目されているのが、“?後輩たちの願い!?”というタイトルの過去のエントリーです。平本さんはそのブログで“滝沢さんに舐められた”というあるJr.の証言を“ジャニーさんとお風呂に入りました”などのセクハラ被害と並べて紹介していたのです」(前出・芸能関係者)

“滝沢さん”とはジャニーズ事務所の元副社長で、Jr.を管轄するジャニーズアイランドの社長も務めた滝沢秀明(41才)のことである。滝沢はジャニー氏を「人生の恩師」と公言し“後継者”に指名されるなど、一時はジュリー氏以上にジャニー氏に近い存在だった。だが、ジャニー氏の死後、昨年10月末に退所し、現在は「アーティストをプロデュースする会社」として、「株式会社TOBE」を主宰している。

 冒頭の平本氏のコメントは、ブログに寄せられた滝沢の“疑惑”について語ったものだ。滝沢が後輩たちにキスを促すことは、ファンにもよく知られている。9月17日にTOBEへの合流を発表した元Kis-My-Ft2の北山宏光(38才)もバラエティー番組で、滝沢からキスをすすめられたことを明かしていた。

「タレント同士がけんかをした際などに、滝沢さんは男同士でキスをして仲直りさせるそうで、北山さんは『後輩のどんな溝も埋める滝沢キッス』と名付けていました。その話を聞いた三宅健さん(44才)は『こんな画期的なシステムないですね』と絶賛。別の番組では滝沢さん本人が後輩たちに『キスくらいしろよ!』と指示していたことを明かしていました」(芸能リポーター)

 スタジオは笑いに包まれたというが、平本氏が言うようにキスの強要に苦しんでいたJr.がいたとすれば話は別である。

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン