菅野美穂の演技への評価は高い
特に、菅野が独身時代、長きにわたって交際してきた稲垣吾郎のファンの中には、「私たちファンとしては吾郎さんには菅野さんと何としてでもゴールインしてほしかったので、このドラマを見て、久しぶりに複雑な気持ちになりました」というのである。
ドラマ『ソムリエ』(1998年・フジテレビ系)、翌年、映画『催眠』でも共演。バラエティ番組『特命リサーチ200X』(日本テレビ系)でも共演し、2000年には同棲報道もあった稲垣と菅野。
2001年8月、稲垣が不祥事を起こした後も菅野は稲垣の支えとなり続けたことも周知の事実だったが、同時に街中や飲食店で二人が大喧嘩をしているところも記者らに目撃されている。菅野はプライベートでも感情を爆発させるタイプだったということか。
破局や復縁報道が続いた後、二人は結婚に対する考え方の違いから別れてしまう。
それから程なくして堺雅人の猛烈アプローチにより交際が始まり、わずか3か月でゴールイン。それを知った稲垣は菅野を祝福し、「まさか相手が堺くんだとは…」と驚きを隠さなかったという。
その後、稲垣は、同居男性“ヒロくん”とのエピソードをトークバラエティで披露。SMAPが解散して、『新しい地図』として活動を始めてからは、舞台出演やレストランのプロデュース、FMラジオのDJなど、“らしい”活躍をしている。
一方、堺雅人と菅野美穂夫妻は、同じクールで連続ドラマの仕事を入れないというルールの元、共に主演俳優として活躍。7月期、社会現象にもなった「日曜劇場『VIVANT』」(TBS系)での堺の演技は、「賞に値する」(スポーツ紙デスク)とも言われている。
夫に続いて妻も家族を題材にした問題作に主演。充実した日々を送っているに違いないが、まさか元カレの名前を連呼することになるとは思ってもみなかっただろう。一般に女性は過去をキッパリ切り捨てるとも言われている。「え? これ何?」と思ったのは稲垣のほうかもしれない。
