芸能

二宮和也、独立の背景にある変化「家族がいちばん。その次が仕事」 上野動物園にノーマスクで家族とお出かけも

家族でドライブを楽しむ二宮。妻は助手席に(2023年5月)

家族でドライブを楽しむ二宮。妻は助手席に(2023年5月)

 10月24日、嵐の二宮和也(40才)がファンクラブの会員サイト内で旧ジャニーズ事務所から独立することを発表した。嵐としての活動は継続していくという。

 その二宮の姿が、東京・上野動物園にあった。周りを囲む木々が少しずつ葉を落とし始め、空が秋らしく澄んでいる。小さな女の子を肩車する二宮の傍らには、ぴったり寄り添うベビーカーを押す妻の姿があった。

「お目当てはジャイアントパンダだったようで、ニノはノーマスク。彼は今年の春からツイッター(現『X』)を始め、家族の存在を匂わせる投稿がチラホラありましたが、一家で堂々と外出するようになるとは……。心境の変化を感じましたね」(居合わせたファン)

 ジャニー喜多川氏の性加害問題でCM契約の更新見送りなどが相次ぐなか、二宮はFCサイトで《1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなった》と記し、独立を決断した胸中を明かした。

「二宮さんは嵐のメンバーに直接、独立することを伝えたようです。気になるのは11月末で事務所を離れる岡田准一さん(42才)と違い、二宮さんが『退所』という言葉を使っていないこと。嵐の活動は続けるようなので、グループとして事務所とエージェント契約を交わす意向なのかもしれません」(芸能関係者)

 独立の2日後、Xに《朝起きて、まず仕事、問い合わせのメールを確認。今までにない動きで新鮮です》と心境を綴った二宮だが、独立発表前から異変はあったという。

「事務所の後輩3 人と立ち上げたYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』の10月4日の動画では、二宮さんが『この4人で会社作った方がいいのか』と独立をほのめかす発言をしていました。事務所を離れてすぐに個人事務所の公式サイトを実姉と制作すると報告したことからも、彼の頭のなかにはずっと独立の二文字があったはずです」(前出・芸能関係者)

 独立を決めた背景には、家族の存在もあったようだ。冒頭の動物園では家族と仲睦まじい様子を隠さなかった。嵐の活動休止後の2021年3月に長女、2022年11月に次女が誕生した二宮は現在、家族と過ごす時間を心から楽しんでいるようだ。

「現在の彼にとって最も重要なものは妻と2人の娘で、本人も『家族がいちばん。その次が仕事』とよく口にしている。人生の優先順位が変わり、家族との時間を大切にしたいからと仕事を選ぶようになった。昔ならあり得なかったけど、いまは家族でサイクリングに出かけることもあるみたいです」(二宮の知人)

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン