子宮頸がんや膵臓がんを疑う声も
これまで英王室が王族の具体的な病名を公表することは基本的になかったため、今年2月にチャールズ国王ががんを公表したことは大きな驚きをもって受け止められた。国王のがんは前立腺肥大症の治療後の検査で発見されたという。
「前立腺がんではないということのみ公表されていますが、具体的ながんの種類やステージは明らかになっていません。ただ、スナク英首相は“早期発見だった”と話しています」(多賀さん)
現在、チャールズ国王は入院せず、外来でがん治療を続けているという。当面は公の場に姿を見せるような公務は見合わせるものの、書類の事務処理などの執務は通常通り執り行われる。
キャサリン妃も同様に、しばらく公務を控え、治療に専念する方針だ。現在、皇太子夫妻は別宅に移動し、子供たちとともにイースター休暇を過ごしているという。がんの種類やステージは、プライバシーに配慮して公表されないようだ。
「当初の発表では『腹部の手術』でしたが、キャサリン妃はビデオメッセージで『大手術』と自ら言っており、事態の深刻さがうかがえます。引っかかるのは、『がんの初期段階』ではなく『治療の初期段階』という言い回しです。もしかしたらステージがかなり進行しているのではないかという見方もあります」(多賀さん)
腹部の手術後、病理検査でがんがわかったということで、子宮頸がんや膵臓がんを疑う報道もあるという。キャサリン妃の、一日も早い快復が願われる。
※女性セブン2024年4月11日号