国内

《車椅子2台を搭載可能》宮内庁が14年ぶりに福祉車両を購入、リハビリ中の美智子さま向けに特注か 将来的には上皇さまと揃ってご乗車の可能性

車内での上皇さまとの会話を大切にされていた(8月、長野・軽井沢町。撮影/JMPA)

車内での上皇さまとの会話を大切にされていた(8月、長野・軽井沢町。撮影/JMPA)

 懸命にリハビリを続ける美智子さまの原動力は、来年の「新年一般参賀」で、国民の前に立ちたいという強いお気持ちだという。しかし、苛酷なリハビリはその心を揺るがし、もう立てないかもしれないという不安が頭をよぎるなか、「車椅子を2台搭載できる車両」の導入を決断された真意とは。

 一日でも早くいつも通りの生活に、という思いが美智子さまを突き動かしているのだろう。10月6日にお住まいの仙洞御所で転倒され、右大腿骨を骨折された美智子さま。手術を経て、現在、ご移動には車椅子を用いられながらも、日々リハビリに励まれ、徐々に活動の場を広げられている。

 同月24日には、長年、美智子さまの著書の出版を手掛けてきた編集者の末盛千枝子さんと仙洞御所で面会された。

「40分ほどご歓談されました。弱音を吐かず、泰然とリハビリに向き合われている美智子さまが、末盛さんの前では体の痛みや入院していたときの寂しさなどを率直に口にされていたのが印象的でした。別れ際、末盛さんの手を取られた美智子さまは、何度も『またね』とおっしゃり、再会を誓われたそうです」(宮内庁関係者)

 その4日後には、「ご夫妻の卒寿を祝う会」に出席されるため、霞会館(東京・千代田区)を訪問された。美智子さまにとって、手術後初めての外出だった。

「ご自身のお祝いですから、美智子さまは、なんとしても出席したいという思いで、無理を押されての外出だったのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
8月20日・神戸市のマンションで女性が刺殺される事件が発生した(右/時事通信フォト)
《神戸市・24歳女性刺殺》「エレベーターの前に血溜まり、女性の靴が片方だけ…」オートロックを突破し数分で逃走、片山恵さん(24)を襲った悲劇の“緊迫の一部始終”
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
決勝の相手は智弁和歌山。奇しくも当時のキャプテンは中谷仁で、現在、母校の監督をしている点でも両者は共通する
1997年夏の甲子園で820球を投げた平安・川口知哉 プロ入り後の不調について「あの夏の代償はまったくなかった。自分に実力がなかっただけ」
週刊ポスト
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト
離婚を発表した加藤ローサと松井大輔(右/Instagramより)
「ママがやってよ」が嫌いな言葉…加藤ローサ(40)、夫・松井大輔氏(44)に尽くし続けた背景に母が伝えていた“人生失敗の3大要素”
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
【観光客が熊に餌を…】羅臼岳クマ事故でべテランハンターが指摘する“過酷すぎる駆除活動”「日当8000円、労災もなし、人のためでも限界」
NEWSポストセブン
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《金メダリスト・北島康介に不倫報道》「店内でも暗黙のウワサに…」 “小芝風花似”ホステスと逢瀬を重ねた“銀座の高級老舗クラブ”の正体「超一流が集まるお堅い店」
NEWSポストセブン
夏レジャーを普通に楽しんでほしいのが地域住民の願い(イメージ)
《各地の海辺が”行為”のための出会いの場に》近隣住民「男性同士で雑木林を分け行って…」 「本当に困ってんの、こっちは」ドローンで盗撮しようとする悪趣味な人たちも出現
NEWSポストセブン