“出会って10日婚”の梅宮アンナ
まさか、いま結婚報告を聞くことになるとは誰も思っていなかっただろう。ドラマチックな恋愛をしてきたことで知られ、最近では闘病の様子を赤裸々に語っている梅宮アンナが、出会って10日で結婚したと明かして世間を驚かせている。臨床心理士の岡村美奈さんが、アンナと今回のお相手に共通するものについて分析する。
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タレントの梅宮アンナさん(52歳)が自身のInstagramで結婚したことを報告した。インスタグラムのストーリーズに「Happy Wedding 泰規&アンナ様」と書かれたカードと花の写真を投稿。入籍したのは5月23日、お相手は世界で活躍するアートディレクターの世継泰規さん(59歳)で、なんと出会って10日目に入籍したという電撃結婚だ。
いらぬお節介だが、アンナさんが結婚というニュースを見て、ちょっとだけ心配になった。過去に世間を騒がせた騒動を見る限り、男運が悪いというのか、相手の選び方が下手というのか。美貌と抜群のスタイルで人気絶頂の頃、交際していた元タレントの羽賀研二は、父親で俳優の梅宮辰夫さんに「稀代のワル」と言われたのが予言だったかのように、その後、複数回の逮捕と有罪判決を受け、二度にわたり服役している。羽賀と破局した2年後に、できちゃった婚した相手とは結婚から2年後に離婚しているが、その元夫は翌年に違法カジノで摘発され逮捕、有罪判決を受けた。
だから彼女には、恋をすれば他のことなどお構いなしに一途になるタイプというイメージがある。出会って10日で入籍と聞けば、今度は大丈夫なのか?と思ったのだ。なので、お相手はどんな人なのか。2023年8月に乳がんであることを公表し、闘病中という状況での結婚に迷いはなかったのかなど、いくつかのメディアが彼女やご主人となった世継さんにインタビューした記事を読んだ。
結婚の決め手にはよく「価値観が似ている」「一緒にいて楽」があるといわれる。今回彼女が結婚を決めた理由にもこの2つはあるのだが、世間一般がいう価値観や楽さとは少し違う。価値観も楽さもその根っこにあるのが「死生観」。生きていく上で土台となるような死生観が、2人に共通しているのだろう。