外国の運転免許証を日本の免許証に切り替える「外国免許切り替え」の受付窓口を視察する自民党の小野寺五典政調会長(左から4人目)=2025年5月21日、東京都品川区の鮫洲運転免許試験場[自民党提供](時事通信フォト)
2026年に入っても1月、埼玉県川口市でバイクに乗っていた会社員を交差点ではねて死亡させたトルコ国籍の男が、自動車運転処罰法違反の現行犯で逮捕された。報道によれば「同県(埼玉県)南部ではトルコ国籍者による交通死亡事故が相次いでいる」と報じている。
遡ること2024年の埼玉県川口市でトルコ国籍の男がバイクの少年2人を死傷させ逃走、自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許過失運転致死傷)と道交法違反(ひき逃げ)で逮捕された事件は大きく報じられたが、裁判で被告側の弁護士は「被告(トルコ国籍の男)はクルド人である」とし「捕まればトルコへ送還されて迫害されると思い、逃げてしまった」と述べた。
報道で「トルコ国籍者による交通死亡事故が相次いでいる」とされる是非はともかく、日本での運転というか、交通文化に対する理解度があまりに教育不足というか、野放しのままなのではないか。
現実は理想のようにはいきません
筆者はいわゆる「外免切替」について2024年に『《早朝から中国人が長蛇の列》「外免切替」に利用される日本》運転免許試験場に並ぶ中国人「中国の免許はどこも使えない。お得だ。日本は優しい」』、2025年の厳格化の直前にも『《10月から厳格化する「外免切替」》免許試験場に駆け込む外国人たち「わからないからいまのうちに」「ボーナスステージが終わった」』を書いてきたが、トルコ国籍のドライバーすべてが外免切替であることは当然ありえないのだが、彼らに限らずそうした外国人を世界でもっとも厳格とされる日本の道路交通法と免許制度、日本人の文化的背景に対して無理解なままに公道を走らせてしまっているのではないか。
これについて埼玉県で日本語学校の講師をしている女性に話を聞いた。
「外国の方でも人による、というのはもちろんですけど、やはり母国の交通ルールやマナーのままという感覚はあると思います。運転に限った話ではないのですが」
交通文化がまったく違う国の人たちがたくさん住むようになったことも影響はあるか。道路交通法はあっても好き勝手に走ってもいいような国は存在する。
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