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2019.04.23 16:00  NEWSポストセブン

「W主演」ドラマ急増 背景に単独主演はれるスターの減少も

2LDKで男2人暮らし(番組公式HPより)

“平成最後”の連続ドラマがいよいよ始まった。『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』のヒットの後を受け、期待が高まる「日曜ドラマ」枠は、『あなたの番です』。フジテレビ伝統の「木曜劇場」には『ストロベリーナイト・サーガ』が登場。日本テレビの「新・水曜ドラマ」は『白衣の戦士!』。テレビ東京の木曜深夜「木ドラ25」枠からは『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-』、同じくテレ東金曜深夜の「ドラマ24」は『きのう何食べた?』。実はこれら5作にはある共通点がある。それが「W主演」だ。舞台・ミュージカルではよく聞く「W主演」。ドラマ界でも増加の“なぜ”を追った。

◇2人の組み合わせを見てほしいという思い

『白衣の戦士!』は、中条あやみ&水川あさみによるW主演。病院を舞台にしたお仕事コメディだが、そんな看護師ドラマで記憶に残る過去の作品の1つが、観月ありさ主演『ナースのお仕事』(フジテレビ系)だ。 

 同作で話題を集めたのが、観月演じる新米ナース・朝倉いずみと、その指導役である先輩看護師・尾崎翔子を演じた松下由樹の掛け合いだ。そんな新人とベテランの凸凹コンビによって成り立っていた『ナースのお仕事』も、観月の単独主演だった。

 だが今回の『白衣の戦士!』は先述の通り、中条&水川のW主演。こうした背景には、本作が2人の看護師のコンビネーションで繰り広げられることを最初から前面に打ち出そうという意図が見て取れる。つまり何をおいても彼女たちを見てほしいという制作サイドの思いの表れなのであろう。
 
 ちなみに中条は今作が「連ドラ初主演」。これをキャッチコピーにすることもできたはずだが、それよりも知名度や女優の格としては上の水川とのW主演をうたうほうが、“強い”と制作サイドが考えたのではないか。
 
◇恋愛ドラマも「W主演」としたほうが伝わりやすい

 今月5日からスタートした深夜ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)。これは同性愛カップルが主人公の物語で、西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める。こうした恋愛もので重要なのは、恋人は誰と誰なのかということ。そこで「AとBによるW主演の恋愛ドラマ」と銘打てば、恋する2人が誰なのかを即時に伝えられる。今回のドラマでは、西島と内野がカップルになるという意外性のある構図を一言で解説できるというメリットもあるだろう。

 新・日曜ドラマ『あなたの番です』のW主演は、人気絶頂の田中圭と、奇跡の51歳・原田知世の2人。彼らは夫婦役だ。こちらも「W主演」とすることで、テレビや雑誌などでPRする際、異色の組み合わせをダイレクトに表現できる。

◇幅広いファンを取り込める

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