話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/4ページ

【平山秀吉氏書評】「青春のバイブル」著者の生涯
【書評】『教養派知識人の運命 阿部次郎とその時代』/竹内洋・著/筑摩選書/2000円+税【評者】平山周吉(雑文家) 漱石の小説に出てくる青年たちの後半生を見るような錯覚にとらわれる本である。『三四郎』『…
2018.11.25 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】東海林さだお氏 『ひとりメシの極意』
【著者に訊け】東海林さだお氏/『ひとりメシの極意』/朝日新書/910円+税 笑いにも「人を笑う笑い」と「己を笑う笑い」の2種類あるが、漫画家で名エッセイスト・東海林さだお氏(81)のそれは、もはや己を飄々…
2018.11.23 07:00
週刊ポスト

【関川夏央氏書評】70代後半の片岡義男に時代が近づいた
【書評】『くわえ煙草とカレーライス』/片岡義男・著/河出書房新社/1800円+税【書評】関川夏央(作家) 短編集『くわえ煙草とカレーライス』の冒頭作の題名は「ほろり、泣いたぜ」という。三十歳、この作家の…
2018.11.19 07:00
週刊ポスト

【坪内祐三氏書評】筒井康隆インタビュー集の楽しみ
【書評】『筒井康隆、自作を語る』/筒井康隆・著/日下三蔵・編/早川書房/1300円+税【評者】坪内祐三(評論家) SFに殆ど興味ない私であるが、筒井康隆の本はかなり読んでいる。文庫本だけでなく単行本も買っ…
2018.11.17 16:00
週刊ポスト

身体を売らざるを得ない女性の事情と業界が抱える問題点
【著者に訊け】坂爪真吾氏/『「身体を売る彼女たち」の事情 ──自立と依存の性風俗』/ちくま新書/880円+税 性風俗で働く女性たちは、何に悩み、どんな問題を抱えているのか。弁護士やソーシャルワーカーととも…
2018.11.16 11:00
週刊ポスト

【川本三郎氏書評】英女性探検家が明治に見た地を鉄道で辿る
【書評】『イザベラ・バードを鉄道でゆく 新にっぽん奧地紀行』/芦原伸・著/天夢人/1600円+税【評者】川本三郎(評論家) 明治初頭に来日し、東北、北海道を旅したイギリスの探検家、紀行作家イザベラ・バー…
2018.11.12 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】菊地浩平氏 早大の大人気講座を書籍化
【著者に訊け】菊地浩平氏/『人形メディア学講義』/河出書房新社/2500円+税 人形メディア学、または〈人形と人間のあいだ〉を考えると聞いて、今どきの学生が羨ましくなった。『人形メディア学講義』は早大文…
2018.11.09 16:00
週刊ポスト

【香山リカ氏書評】患者はなぜ「最善の選択」ができないのか
【書評】『医療現場の行動経済学 すれ違う医者と患者』/大竹文雄 平井啓・編著/東洋経済新報社/2400円+税【評者】香山リカ(精神科医) タイトルから「病院経営の話かな」と思うかもしれないが、これは「行…
2018.11.07 16:00
週刊ポスト

【与那原恵氏書評】日本各地の離島の祭りを捉えた写真集
【書評】『ニッポン 離島の祭り』/箭内博行 写真・文/グラフィック社/2200円+税【評者】与那原恵(ノンフィクションライター) 北海道の利尻島から沖縄八重山諸島まで。日本各地、三十四の離島の四季の祭りの…
2018.11.04 07:00
週刊ポスト

【池内紀氏書評】聖なる謙虚さを身につけた森林管理官の視線
【書評】『動物たちの内なる生活 森林管理官が聴いた野生の声』/ペーター・ヴォールレーベン・著/本田雅也・訳/早川書房/1600円+税【評者】池内紀(ドイツ文学者・エッセイスト) 森の動物たちに「内なる生…
2018.11.02 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】月村了衛氏の公安警察小説『東京輪舞』
【著者に訊け】月村了衛氏/『東京輪舞』/小学館/1800円+税「公安から見た昭和史」。たったそれだけともいえる着想を圧巻の物語に紡ぐ稀代のストーリーテラー、月村了衛氏の『東京輪舞』が、ついに単行本化され…
2018.11.01 16:00
週刊ポスト

【山内昌之氏書評】江戸、明治、戦後に続く「日本4.0」時代に
【書評】『日本4.0 国家戦略の新しいリアル』/エドワード・ルトワック著、奥山真司訳/文春新書/800円+税【評者】山内昌之(武蔵野大学特任教授) 日本人には官民あげて戦略がないとよく言われる。戦略家のル…
2018.10.27 16:00
週刊ポスト

【大塚英志氏書評】大江健三郎の問題作 初収録でも黙殺される
【書評】『大江健三郎全小説3』/大江健三郎著/講談社/5000円+税【評者】大塚英志(まんが原作者)『政治少年死す』が収録されたにも拘わらず世間の本書への反応は静かだ。いわゆる「保守」論壇が大騒ぎするのか…
2018.10.24 16:00
週刊ポスト

【岩瀬達哉氏書評】なぜ無実の人が虚偽の自白をするのか
【書評】『虚偽自白を読み解く』浜田寿美男・著/岩波新書/880円+税【評者】岩瀬達哉(ノンフィクション作家)「四〇年にわたって虚偽自白の問題と格闘」してきた、法心理学者の慧眼の書である。有罪となれば死刑…
2018.10.20 16:00
週刊ポスト

【嵐山光三郎氏書評】画家・野見山暁治の波瀾万丈一代記
【書評】『野見山暁治 人はどこまでいけるか』編・構成 のこす言葉編集部/平凡社/1200円+税【評者】嵐山光三郎(作家)〈毎日絵を描く。だって絵描きだもの。じゃあ、あと何をするよ。十時半ごろからとにかく午…
2018.10.15 16:00
週刊ポスト
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