愛之助と紀香の姿も


「もともと、三津五郎さんと(海老蔵の父)團十郎さんの仲がよくて、團十郎さんが病に倒れたときには、『勧進帳』の弁慶の代役を三津五郎さんが務めたほど。三津五郎さんは海老蔵くんにも目を掛けていましたし、海老蔵くんも父の恩人でもある三津五郎さんを心から尊敬していました。三津五郎さん亡き後は、巳之助くんのことを弟のようにかわいがっていました。ところが、披露宴に海老蔵くんは出席していなかったんです」(別の参加者)

 成田屋の跡取りに生まれた重圧で、かつて歌舞伎の世界への反発を繰り返した海老蔵。一方、巳之助は三津五郎さんが寿と離婚し、2年ほどで父が離婚原因と噂された近藤サト(49才)と再婚したことに不信感を強め、その後高校を中退。とんかつ店でアルバイトするなど、歌舞伎の世界から完全に離れた時期がある。

「巳之助さんが再び歌舞伎俳優を目指そうとしたとき、相談に乗っていたのが海老蔵さんだそうです。昨年7月の歌舞伎座公演では、海老蔵さんの親獅子・巳之助さんの仔獅子で『連獅子』を演じました。連獅子は、親獅子が仔獅子を谷底に突き落として成長を見守るというもの。三津五郎さんに代わって、巳之助さんを見守っているという海老蔵さんからのメッセージとも思えたほどです」(歌舞伎関係者)

 そんな弟分の晴れの日に、なぜ海老蔵は姿を見せなかったのだろうか。

「麻央さんの“喪中”のため、慶事に顔を出すことができなかったんです。神道では、故人の魂が和み鎮まるのに1年かかるという考えがあるそうで、それがいわゆる喪中に当たるそうです。駆けつけたい思いはあったでしょうが、その場に行くことができなくても、巳之助さんに心から祝福のエールを送っていたと思いますよ」(前出・歌舞伎関係者)

 2人がまた並び立つ日が楽しみだ。

※女性セブン2018年2月15日号

関連記事

トピックス

西城秀樹さんの長男・木本慎之介がデビュー
《西城秀樹さん七回忌》長男・木本慎之介が歌手デビューに向けて本格始動 朝倉未来の芸能事務所に所属、公式YouTubeもスタート
女性セブン
有村架純と川口春奈
有村架純、目黒蓮主演の次期月9のヒロインに内定 『silent』で目黒の恋人役を好演した川口春奈と「同世代のライバル」対決か
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
離婚のNHK林田理沙アナ(34) バッサリショートの“断髪”で見せた「再出発」への決意
NEWSポストセブン
フジ生田竜聖アナ(HPより)、元妻・秋元優里元アナ
《再婚のフジ生田竜聖アナ》前妻・秋元優里元アナとの「現在の関係」 竹林報道の同局社員とニアミスの緊迫
NEWSポストセブン
大谷翔平(左/時事通信フォト)が伊藤園の「お〜いお茶」とグローバル契約を締結したと発表(右/伊藤園の公式サイトより)
《大谷翔平がスポンサー契約》「お〜いお茶」の段ボールが水原一平容疑者の自宅前にあった理由「水原は“大谷ブランド”を日常的に利用していた」
NEWSポストセブン
かつて問題になったジュキヤのYouTube(同氏チャンネルより。現在は削除)
《チャンネル全削除》登録者250万人のYouTuber・ジュキヤ、女児へのわいせつ表現など「性暴力をコンテンツ化」にGoogle日本法人が行なっていた「事前警告」
NEWSポストセブン
撮影現場で木村拓哉が声を上げた
木村拓哉、ドラマ撮影現場での緊迫事態 行ったり来たりしてスマホで撮影する若者集団に「どうかやめてほしい」と厳しく注意
女性セブン
5月場所
波乱の5月場所初日、向正面に「溜席の着物美人」の姿が! 本人が語った溜席の観戦マナー「正座で背筋を伸ばして見てもらいたい」
NEWSポストセブン
遺体に現金を引き出させようとして死体冒涜の罪で親類の女性が起訴された
「ペンをしっかり握って!」遺体に現金を引き出させようとして死体冒涜……親戚の女がブラジルメディアインタビューに「私はモンスターではない」
NEWSポストセブン
氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン