国内

小泉純一郎氏 絶縁状態の三男に「お父さん」と呼ばれはにかむ

 東京・六本木の東京ミッドタウンから徒歩5分ほどにある“隠れ家レストラン”。昨年末のとある夜、目鼻立ちの似通った男性4人組が、この店を訪れた。面長で鼻筋の通った精悍な顔立ち。そう、小泉進次郎議員(29)をはじめとする小泉一家である。

 4人はカウンター席に、奥から長男の孝太郎(32)、父親の純一郎元首相(69)、次男の進次郎氏と順番に座っていく。そして、最後にいちばん下座にあたるドア側の席に座ったのは、三男のAさん(28)だった。

 しかし、Aさんといえば、父・純一郎氏と絶縁中のはず。純一郎氏は1978年にB子さん(54)と結婚。孝太郎、進次郎氏の2人の息子に恵まれたものの、1982年に離婚。このときB子さんはAさんを身ごもっていたが、離婚後、小泉家とは「絶縁」状態といわれてきた。三男のAさんも、父や兄たちと会うことも叶わないままだった。

 昨年11月、本誌は三兄弟の「和解」を報じたが、それでもまだAさんと純一郎氏の「絶縁」は続いていた。しかし、進次郎氏と親しい自民党関係者が、こう話す。

「実は純一郎元首相は、政界引退後、孝太郎さんと進次郎さんの仲介で、Aさんに何度か会っているそうなんです。父親として、やり残したことという思いもあるのでしょう。でも、長年、会っていなかっただけに、なかなか打ち解けるには至らなかった。そこで、進次郎さんは孝太郎さんと話し合って、忘年会という名目で、一緒に食事会でもして、ふたりの距離を縮めようとしたんです」

 このレストランの常連客は4人の様子について、こんな話を聞かせてくれた。

「進次郎さんのおかげで、ぎこちなかった純一郎さんとAさんの会話も次第に盛り上がっていったようです。Aさんは、純一郎さんのことを“お父さん”と呼び、純一郎さんは照れくさそうにはにかんでいました。純一郎さんは、照れ屋なのか、Aさんの名前を呼べずに“なー”みたいな感じで呼んでいましたけど」

※女性セブン2011年3月10日号

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン