国内

高須院長「安倍首相の顔は右側たるみすぎ」とストレス過多指摘

安倍首相の顔にストレス過多を指摘した高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が、世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、“アベノミクス”で株価も上昇し、景気対策の面で成果を出しつつある安倍晋三首相の顔を“美容整形のスペシャリスト”として分析する。

 * * *
──今回は安倍首相の“顔”について美容整形のスペシャリストの立場から、お話をうかがいたいと思います。

高須:(安倍首相の顔写真を見ながら)ちょっと左右のバランスがよくないよね。歪んでる。右側のほうが老化のスピードが速くて、すごくたるんでるんだよ。

──顔の歪みですか…。老化のスピードって左右の顔で違ったりするんですか?

高須:違いますよ。基本的に右側のほうがたるみやすい傾向があるんだけど、安倍さんの場合は年齢の割にちょっと左右の差が激しいね。前回、総理大臣になった時と比べると、かなり右側がたるんで見えるもんなあ。ちょっとストレスが大きかったのかなあ。

──ストレスが顔に出てくるということですか?

高須:そう。ストレスもそうだし、何かしらの病気を患っていると顔がたるむこともある。顔は肉体と精神の“出先機関”だからね。体の中で起きていることが、現れちゃうんだよ。今の顔を見る限りだと、安倍さんは治ったって言ってるけど潰瘍性大腸炎のせいで、相当苦労したんだろうね。

──それは心配ですね…。ちなみに、リーダーの顔としてはどう感じますか?

高須:ちょっと優しすぎるかな。おじいちゃんの岸信介元首相のほうがもっと“すごみ”がある顔だった。まあ、くぐってきた修羅場の数が違うもんな。岸信介は、太平洋戦争でA級戦犯になって(のちに不起訴処分)、それから総理大臣になったような人だからね。安倍さんは、ちょっと育ちの良さが出ちゃってる。“ボンボンっぽい”というかね。

──つまり、日本のリーダーの顔としては、安倍首相の顔は物足りない?

高須:強い政治家っていうのは、顔も崩れないんだよ。昔でいったら中曽根康弘元首相とかね。歪みもなくしっかりしてたでしょ? 小泉純一郎元首相も顔が崩れてないもんな。今なら、小沢一郎氏なんかがすごく強い顔をしているね。老化のせいでたるみが出ているけど、左右のバランスはいい。そういう人たちに比べると、安倍さんは弱く感じちゃうね。

──ちなみに、中国では習近平氏が中国の事実上のトップになり、韓国では朴槿恵氏が大統領選に勝ちました。新しい東アジアのリーダーたちの顔はいかがでしょうか?

高須:習近平総書記はきれいな顔をしているね。この人はやり手だな。温家宝首相や胡錦濤国家主席よりもリーダーシップが強いかもね。朴槿恵氏もまだ若いから当たり前だけど、きれいな顔をしている。習近平も朴槿恵も健康そうだね。そこは北朝鮮の金正恩第一書記も一緒。なんだか、安倍さんだけが心配になっちゃう顔なんだよなあ…。

──東アジア情勢を占ううえで、重要なのがアメリカだと思うんですが、バラク・オバマ大統領はいかがですか?

高須:うーん、なんだかここ最近で急に老けこんだ気がするな。その点は安倍さんに近い雰囲気を感じる。ストレスも大きいんだろうね。でも、眼力は相変わらず強いね。習近平の口元にオバマ大統領の眼力があったら、政治家の顔としては最強なんじゃないかな。まあ、それよりも強い顔を持ってるのがロシアのプーチン大統領だけどね。「良心すらないんじゃないの?」って思っちゃうくらい強い顔(笑い)。顔だけで政治ができるよ。

──結局、“顔”でのチャンピオンはプーチンだと。

高須:間違いない。もうあれは別カテゴリーだよ。政治家というよりファイターだね。

 * * *
 さすが、美容整形外科として数多くの顔を見てきただけに、政治家の顔についても鋭い分析を展開した高須院長。アベノミクスによる財政再建に期待のかかる安倍首相に、ストレスの可能性を指摘したのはちょっと気になりますが…。

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。最新刊は『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)。

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト