ライフ

綾小路翔『奇面組』で氣志團結成、壇蜜『ゴルゴ』で性目覚め

 子供時代に読んだ漫画が、「人生の原点」になっている人は数知れない。

 出版界では、作家の恩田陸さんや三浦しをんさんが萩尾望都さんの作品に影響を受けているという。また、スポーツ界では、楽天イーグルスの田中将大投手(24才)が野球漫画『MAJOR』(満田拓也さん)に憧れて、プロ野球選手になった。日米通算4000本安打を達成したイチロー選手(39才)は、『ドカベン』(水島新司さん)に登場する安打製造機・殿馬一人の大ファンだ。

 芸能界では、綾小路翔が、個性的な5人組を描いたギャグ漫画『ハイスクール!奇面組』(新沢基栄さん)を読んで、氣志團を結成し、壇蜜(32才)は、『ゴルゴ13』(さいとう・たかをさん)で性に目覚めたという。

 政財界にも漫画に影響を受けたと公言する人は数多い。キヤノン電子社長の酒巻久さんは、『カムイ伝』(白土三平さん)に“負けない心”を教わったと話す。

『カムイ伝』は、江戸時代を舞台に忍者カムイをはじめとした3人の主人公の人生を描いた壮大なドラマだ。酒巻さんは、戦いに戦いを重ねたカムイの姿が強烈に脳裏に焼きついている。

「研究開発も戦いと同じで、1つが終わったら、疲れて休みたいなと思うものです。でも次のテーマが迫っているので、そんな甘えは許されない。精神力が要求される仕事です。『カムイ伝』は、強く生きていく力を教えてくれるんです」

※女性セブン2013年9月19日号

関連記事

トピックス

高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
阿部なつき(C)Go Nagai/Dynamic Planning‐DMM
“令和の峰不二子”こと9頭身グラドル・阿部なつき「リアル・キューティーハニー」に挑戦の心境語る 「明るくて素直でポジティブなところと、お尻が小さめなところが似てるかも」
週刊ポスト
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン