芸能

水谷豊 仕事に口出し娘から離縁状、妻・伊藤蘭は娘の味方

 東京・六本木の路地裏にあるモダンな雰囲気の蕎麦店・ここは市川海老蔵(36才)や柴咲コウ(33才)、浅田美代子(58才)、成宮寛貴(32才)らも足繁く通う名店なのだが、その夜、水谷豊(62才)・伊藤蘭(59才)夫妻の姿があった。ふたりは神妙な面持ちで語り合っていたという。

「水谷さんと伊藤さんは夫婦水入らずでいらっしゃってましたね。深刻な表情で娘さんについて話しているようでした。“あの娘は女優として食っていけるのか…”とか“どんな仕事が合っているのか…”なんて言葉が聞こえてきましたよ。水谷さんは娘さんのことが心配で仕方ないって様子でした」(居合わせた客)

 妻・伊藤との間に愛娘・趣里(24才)が誕生したのは1990年9月。水谷は出産にも立ち会い、4才から始めたバレエを応援し続け、ロンドンにも留学させた。娘がケガでバレエの夢を断念した後、両親と同じ“役者”の道を選んだ際には猛反発したこともあった。

「できれば、(芸能界とは)別の世界に行ってほしい」

 これが父としての水谷の本音だった。

 しかし、そんな水谷の思いとは裏腹に、趣里は2012年5月の舞台共演をきっかけに若手イケメン俳優の田島優成(27才)との交際をスタートさせる。

『女性セブン』は2013年2月、趣里がひとり暮らしをするマンションに田島が転がり込む形で同棲を始めたことも報じている。

「当初、水谷さんは“彼には会いたくない”とまで言い、田島さんとの交際をまったく認めていませんでした。

 でも、ケガでバレリーナという夢が絶たれた趣里ちゃんに“女優”という新たな夢を与えて立ち直らせてくれたのが彼だったということを知った水谷さんは、ふたりの交際を泣く泣く認めざるを得なかったんです」(水谷の知人)

 だが、本誌の同棲報道から、わずか1か月足らずで田島は事件を起こす。

 2013年4月、彼は出演中の舞台を寝坊でドタキャンして公演を中止させるという大失態を犯してしまったのだ。この事件をきっかけに、田島は当時の所属事務所を退社、そして、ふたりは同棲を解消してしまう。

 以来、水谷の心にも娘の“悲恋”はトラウマとして刻まれ、趣里への干渉は日に日に増していき、ついにはプライベートだけではなく、仕事にまで及んでいるというのだ。ある舞台関係者はこう話す。

「かつて趣里さんと仕事をしたことがある演出家が、“また一緒に”と出演オファーを出したところ、“パパが…”と断られたそうなんです。どうやら、今彼女の仕事には水谷さんが口を挟んでいるようです。特に若い男性が共演者の場合はチェックが厳しいみたいですよ」

 その趣里にオファーを出した演出家というのは、昨年、趣里と田島が共演した舞台を演出した人物で、彼とも仲良しだったため、水谷は“NG”を出したのかもしれない。

 かつて水谷はあるインタビューで、こう語っている。

《僕は娘に「自由にして」と言って、仕事もプライベートも口を出さないようにしています。1人娘にやってあげられることは口を出さないことだと思ってるの》

 そんな固い掟を破らせるほど、趣里の田島との恋は、水谷にとっても苦い出来事なのかもしれない…。だが、水谷のあまりの“毒父”ぶりに、趣里本人は辟易していた。

「一度は実家に戻った趣里ちゃんでしたけど、水谷さんの過干渉に嫌気がさして、“パパ、うるさい!”とキレて、再び家を飛び出したんですよ。もちろん水谷さんは、またひとり暮らしすることに猛反対したそうですが、今回は蘭さんが趣里ちゃんの味方になったそうです」(水谷の知人)

 水谷夫妻は賃料100万円を超える都内の超高級マンションで暮らしていて、趣里が一緒に住んでも何も困らないほどの広さなのだ。そんな恵まれた環境を捨てても、家を出た趣里。これは父への“離縁状”といっても過言ではない。

「水谷さんは出ていった趣里ちゃんのことが気になって、気になって仕方ないみたいですよ。親元を離れ、自由な時間が増えれば、当然、出会いのチャンスも増えるわけですから…」(前出・水谷の知人)

※女性セブン2014年12月11日号

関連記事

トピックス

懲役5年が言い渡されたハッシー
《人気棋士ハッシーに懲役5年判決》何度も「殺してやる」と呟き…元妻が証言した“クワで襲われた一部始終”「今も殺される夢を見る」
NEWSポストセブン
群馬県前橋市の小川晶市長(42)が部下とラブホテルに訪れていることがわかった(左/共同通信)
【前橋市長のモテすぎ素顔】「ドデカいタケノコもって笑顔ふりまく市長なんて他にいない」「彼女を誰が車で送るかで小競り合い」高齢者まで“メロメロ”にする小川市長の“魅力伝説”
NEWSポストセブン
関係者が語る真美子さんの「意外なドラテク」(getty image/共同通信)
《ポルシェを慣れた手つきで…》真美子さんが大谷翔平を隣に乗せて帰宅、「奥さんが運転というのは珍しい」関係者が語った“意外なドライビングテクニック”
NEWSポストセブン
『ウルトラマン』の初代スーツアクター・古谷敏氏(左)と元総合格闘家の前田日明氏
《「ウルトラマン」放送開始60年》スーツアクター&格闘王の特別対談 前田日明氏「絶対にゼットンを倒すんだと誓って格闘家を志した」
週刊ポスト
部下の既婚男性と複数回にわたってラブホテルを訪れていた小川晶市長(写真/共同通信社)
《部下とラブホ通い》前橋市・小川晶市長、県議時代は“前橋の長澤まさみ”と呼ばれ人気 結婚にはまったく興味がなくても「親密なパートナーは常にいる」という素顔 
女性セブン
イケメンとしても有名だった丸山容疑者
《殺人罪で“懲役19年”を支持》妻殺害の「真相を知りたい」元長野県議・丸山大輔被告の控訴を棄却…老舗酒造「笑亀酒造」の現在
NEWSポストセブン
群馬県前橋市の小川晶市長(42)が部下とラブホテルに訪れていることがわかった(HPより)
《ミニ・トランプ化する日本の市長たち》全国で続発する市長の不祥事・トラブル ワンマンになりやすい背景に「米国大統領より強い」と言われる3つの“特権”
週刊ポスト
ファーストレディー候補の滝川クリステル
《ステマ騒動の小泉進次郎》滝川クリステルと“10年交際”の小澤征悦、ナビゲーターを務める「報道番組」に集まる注目…ファーストレディ候補が語っていた「結婚後のルール」
NEWSポストセブン
男性部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長
「青空ジップラインからのラブホ」「ラブホからの灯籠流し」前橋・42歳女性市長、公務のスキマにラブホ利用の“過密スケジュール”
NEWSポストセブン
八田容疑者の祖母がNEWSポストセブンの取材に応じた(『大分県別府市大学生死亡ひき逃げ事件早期解決を願う会』公式Xより)
《別府・ひき逃げ殺人の時効が消滅》「死ぬ間際まで與一を心配していました」重要指名手配犯・八田與一容疑者の“最大の味方”が逝去 祖母があらためて訴えた“事件の酌量”
NEWSポストセブン
東京・表参道にある美容室「ELTE」の経営者で美容師の藤井庄吾容疑者(インスタグラムより)
《衝撃のセクハラ発言》逮捕の表参道売れっ子美容師「返答次第で私もトイレに連れ込まれていたのかも…」施術を受けた女性が証言【不同意わいせつ容疑】
NEWSポストセブン
「ゼロ日」で59歳の男性と再婚したという坂口
《お相手は59歳会社員》坂口杏里、再婚は「ゼロ日」で…「ガルバの客として来てくれた」「専業主婦になりました」本人が語った「子供が欲しい」の真意
NEWSポストセブン