芸能

東出昌大と入籍した杏 今春予定挙式の親族席で悩みを抱える

 2014年12月31日午後、杏(28才)と東出昌大(26才)は、都内の自宅で慌ただしい時間を過ごしていた。夕方、東出は生放送出演のためNHKへ。夜7時過ぎ、東出が自宅へ帰ってしばらくすると、ともにロングコートにつばの大きなハットを合わせたおそろいのスタイルで、2匹の犬とともに車に乗り込み、出発。そのまま東出の実家へと直行した。東出の母とともに夕飯を食べ、『紅白』を見て、午前0時、新年を迎えた。

 そして杏と東出は、車に乗り込むと近くの区役所へ行き、婚姻届を提出。夫婦となって区役所から出てきたふたりは幸せそうな笑顔を浮かべていた。

「挙式・披露宴は、撮影が落ち着いた今春を予定しているそうです。ただ、杏さんは今、親族席をめぐってちょっと頭を抱えているそうです…。実母のA子さんとの仲がこじれてしまっているようなんですよね」(芸能関係者)

 杏は、父・渡辺謙(55才)と長く確執が伝えられてきていたが、それは、13年前のA子さんとの泥沼離婚が原因といわれている。そして今回、杏とA子さんの仲がこじれた原因もまた、渡辺一家の厄介な話に端を発する。

 1983年9月、渡辺とA子さんは結婚し、兄・渡辺大(30才)と杏をもうけた。しかし2001年12月、約2億円ともいわれる豪邸が税金滞納で差し押さえられていたこと、A子さんが杏の同級生の保護者らに多額の借金をしていることが発覚した。

 当初渡辺は、借金の理由を「白血病の高額治療」と「自宅の住宅ローン」と釈明したのだが、翌2002年3月に別居が発覚。同年7月、渡辺は「離婚成立」と「子供の親権」を求めて、A子さんを東京地裁に提訴した。法廷では、以下のような驚くべき事実が明らかになっていく。

●A子さんが、知人など約50人から計2億円もの借金をしている。
●A子さんは、その同時期に2億5000万円を宗教団体に振り込んだ。

 そしてついにはA子さんが借金は渡辺の女性問題をもみ消すためのものだったと証言したことから、泥仕合の様相を呈していく。その女性問題に関しては、女優9人の実名を挙げての告発となった。そうして家族が崩壊していくなかで、杏はA子さんに寄り添い続けた。

「渡辺さんは豪邸を出る時に、杏さんを連れて出て行ったんですが、彼女は自分の意志で母親の元へ戻りました。2005年3月、離婚裁判は渡辺さんの勝訴で決着しましたが、杏さんの親権はA子さんが持ち、以降、ふたりは、借金返済のために二人三脚で生活を送ったんです」(ワイドショー関係者)

 杏はA子さんを個人事務所の社長に据え、『ごちそうさん』放送直前頃には借金を返済。東出と交際するまでは、都内のマンションで一緒に暮らすなど、仲良し母娘で知られていた。しかし──。

「杏さんと東出さんは昨年8月に結婚を決め、両家の食事会を開きました。東出さん側は父親が亡くなっているので、母親とお兄さんらが出席。杏さん側は渡辺さんと兄の大さんらが出席したそうです。喜びがあふれた席になりましたが、A子さんの姿はなかったそうです…」(前出・芸能関係者)

 実は杏と渡辺は、メールのやりとりなどから始め、和解していたのだが、この1年半、東出との交際を報告したり、東出と渡辺のドラマ共演があったりするなかで、かつての父娘関係を取り戻していた。一方のA子さんは、こういった、別れた夫と娘との距離感を受け入れられずにいるという。

「いつまでも渡辺さんと断絶していてほしいというわけではないと思うんですが、A子さんの中には“ここまで杏を育てたのは私!”という自負がありますからね…。杏さんだって、そんな母の思いがわかっているから厄介な話になっているんです。

 杏さんは挙式披露宴には、渡辺さんにもA子さんにも出席してほしいと思っているんですが、ふたりはあの泥沼離婚後、ほとんど会ったり話したりする機会がないままここまできました。A子さんが“彼(渡辺)が行くなら私は行かない”という可能性は充分ありますから、杏さんの悩みは尽きないわけです…」(前出・芸能関係者)

※女性セブン2015年1月22日号

関連記事

トピックス

大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平、不動産業者のSNSに短パン&サンダル姿で登場、ハワイの高級リゾードをめぐる訴訟は泥沼化でも余裕の笑み「それでもハワイがいい」 
女性セブン
中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
《再スタート準備》中居正広氏が進める「違約金返済」、今も売却せず所有し続ける「亡き父にプレゼントしたマンション」…長兄は直撃に言葉少な
NEWSポストセブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《ベリーショートのフェミニスト役で復活》永野芽郁が演じる「性に開放的な女性ヒロイン役」で清純派脱却か…本人がこだわった“女優としての復帰”と“ケジメ”
NEWSポストセブン
垂秀夫・前駐中国大使へ「中国の盗聴工作」が発覚(時事通信フォト)
《スクープ》前駐中国大使に仕掛けた中国の盗聴工作 舞台となった北京の日本料理店経営者が証言 機密指定の情報のはずが当の大使が暴露、大騒動の一部始終
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の一足早い「お正月」》司組長が盃を飲み干した「組長8人との盃儀式」の全貌 50名以上の警察が日の出前から熱視線
NEWSポストセブン
タレントとして、さまざまなジャンルで活躍をするギャル曽根
芸人もアイドルも“食う”ギャル曽根の凄み なぜ大食い女王から「最強の女性タレント」に進化できたのか
NEWSポストセブン
新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
安達祐実、NHK敏腕プロデューサーと「ファミリー向けマンション」半同棲で描く“将来設計” 局内で広がりつつある新恋人の「呼び名」
NEWSポストセブン
還暦を迎えられた秋篠宮さま(時事通信フォト)
《車の中でモクモクと…》秋篠宮さまの“ルール違反”疑う声に宮内庁が回答 紀子さまが心配した「夫のタバコ事情」
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
30歳差コーチとの禁断愛の都玲華は「トリプルボギー不倫」に学んだのか いち早く謝罪と関係解消を発表も「キャディよりもコーチ変更のほうが影響は大きい」と心配の声
週刊ポスト
熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」新年特大号発売! 紅白激震!未成年アイドルの深夜密会ほか
「週刊ポスト」新年特大号発売! 紅白激震!未成年アイドルの深夜密会ほか
NEWSポストセブン