国内

坂本一生氏の「やらせ告発」の数々に便利屋運営会社が回答

決意の告白をした坂本一生氏

 便利屋の全国チェーン「便利屋!お助け本舗」(以下「お助け本舗」)の取締役を今年3月まで務めた坂本一生氏(44)は、週刊ポスト(5月22日号)誌上で衝撃の告白をした。「お助け本舗」がNHKの人気番組『ドキュメント72時間』(毎週金曜・夜10時55分~)の取材を受けた際、「やらせ行為」をしていたと暴露したのだ。撮影に関わった仕事の依頼者はいずれもスタッフの知人であり、「夜中に風呂場のナメクジを取る」という依頼のためにナメクジをセットしたこともあったという。

 だが、「やらせ」はNHKだけではなかった。坂本氏はテレビ朝日系『いきなり!黄金伝説。―特別編 2泊3日便利屋!お助け本舗密着生活』(2012年6月17日放送)で「恋人が来るので3時間で片付けてほしい」という依頼について、依頼者はNHKの番組でナメクジを除去した同社の社員で、「ゴミ部屋の捏造」が行なわれたことを告発。また、TBS『キスマイフェイク』(2014年2月6日放送)でも依頼者は同社の社長の妻でや撮影場所は社長の自宅だったという。読売テレビ『す・またん!』(2014年1月27日放送)では、オーストラリアに住みハウスクリーニングの会社を営む坂本氏の兄に依頼し、「架空の海外支店」を登場させたことも明かした。

 坂本氏の告発に「お助け本舗」はどう答えるか。運営会社社長のA氏が書面で回答した。

『いきなり!黄金伝説。』でNHK番組での「ナメクジ駆除社員」が依頼者だったことについては、「撮影当時、当社の社員ではなく、撮影後に自ら便利屋を行ないたいと申し出があった」と回答。また、外から「ゴミを部屋に入れた事実は一切ありません」とした。

『キスマイフェイク』でA氏自宅が舞台だったことは「事実です」と認めている。

 オーストラリア支店については、坂本氏と言い分が異なった。

「元々、坂本氏の兄が当社の仕事と重複するハウスクリーニング業をオーストラリアで行なっており、坂本氏の提案を受け現在に至っております。依頼としては成約しておりませんが、同国でのご相談を何度かお受けしております」

 坂本氏の兄の会社は、いわばフランチャイズ加盟店であるという主張のようだ。そこでオーストラリアにいる坂本氏の兄に電話取材すると、こう答えた。

「弟から『(同社)相談役のBさんに頼まれた』といわれ手伝いました。うちの会社のスタッフがユニフォームを着て撮影し、写真を送りました。お助け本舗からは仕事も貰っていませんし、契約も結んでいない。弟も会社を去ったのでHPからも消して欲しいです」

関連キーワード

関連記事

トピックス

吉野家が異物混入を認め謝罪した(時事通信、右は吉野家提供)
《吉野家で異物混入》黄ばんだ“謎の白い物体”が湯呑みに付着、店員からは「湯呑みを取り上げられて…」運営元は事実を認めて「現物残っておらず原因特定に至らない」「衛生管理の徹底を実施する」と回答
NEWSポストセブン
大東さんが掃除をしていた王将本社ビル前の様子(写真/時事通信フォト
《「餃子の王将」社長射殺事件の初公判》無罪主張の田中幸雄被告は「大きなシノギもなかった」「陽気な性格」というエピソードも…「“決して”犯人ではありません」今後は黙秘貫くか
NEWSポストセブン
小磯の鼻を散策された上皇ご夫妻(2025年10月。読者提供)
美智子さまの大腿骨手術を担当した医師が収賄容疑で逮捕 家のローンは返済中、子供たちは私大医学部へ進学、それでもお金に困っている様子はなく…名医の隠された素顔
女性セブン
英放送局・BBCのスポーツキャスターであるエマ・ルイーズ・ジョーンズ(Instagramより)
《英・BBCキャスターの“穴のあいた恥ずかしい服”投稿》それでも「セクハラに毅然とした態度」で確固たる地位築く
NEWSポストセブン
北朝鮮の金正恩総書記(右)の後継候補とされる娘のジュエ氏(写真/朝鮮通信=時事)
北朝鮮・金正恩氏の後継候補である娘・ジュエ氏、漢字表記「主愛」が改名されている可能性を専門家が指摘 “革命の血統”の後継者として与えられる可能性が高い文字とは
週刊ポスト
箱わなによるクマ捕獲をためらうエリアも(時事通信フォト)
「箱わなで無差別に獲るなんて、クマの命を尊重しないやり方」北海道・知床で唱えられる“クマ保護”の主張 町によって価値観の違いも【揺れる現場ルポ】
週刊ポスト
火災発生後、室内から見たリアルな状況(FBより)
《やっと授かった乳児も犠牲に…》「“家”という名の煉獄に閉じ込められた」九死に一生を得た住民が回想する、絶望の光景【香港マンション火災】
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン