ライフ

ど根性ガエルのヒロシは59歳 有名キャラの実年齢数えてみた

 オジサン世代の漫画の実写ドラマ化が続いている。でも果たしてあの主人公たちがリアルに歳をとっていたら何歳なんだろうか。意外な年齢にしみじみするはずだ。大人コラムニストの石原壮一郎氏が語る。

 * * *
 「オバケのQ太郎」「天才バカボン」「巨人の星」……。オジサン世代にもかつては子ども時代があり、いろんな漫画やアニメに胸ときめかせてきました。かなりの月日が流れ、ふと気が付くと鏡の中にはくたびれた中年がいます。

 幼馴染のキャラクターたちが同じように年齢を重ねてきたとしたら、今は何歳になっているのか。彼らや彼女らが年を取らないのは承知の上だし、だからこそ昔を思い出させてくれる力を持っています。そういう役割には感謝しつつ、あえて「実年齢」を探ってみることで、それぞれの人生に思いをはせ、しみじみと大人の感慨に浸ってみましょう。

 実写版のテレビドラマが好評な「ど根性ガエル」(作・吉沢やすみ、日本テレビ系、土曜日21時~)。「少年ジャンプ」で原作がスタートした1970年7月の時点で、主人公のヒロシは中学2年生でした。ヒロインの京子ちゃんも同級生です。それから45年がたち、もしそのまま年齢を重ねていたら、ふたりとも58歳か59歳になっているはず。

 テレビドラマでは松山ケンイチ演じるヒロシが30歳、前田敦子演じる京子ちゃんが29歳です。もちろんそれはそれでいいんですけど、酔狂なテレビ局があったら、59歳のヒロシと58歳の京子ちゃんで実写版を作ってもらいたいもの。ヒロシは役所広司か竹中直人、京子ちゃんはかたせ梨乃か大竹しのぶあたりが、ちょうどピッタリの年齢です。

 80年代に男子中高生を熱狂させた「タッチ」(作・あだち充)も、26年後の世界を舞台にした「MIX(ミックス)」として復活。3年前から月刊マンガ誌「ゲッサン」(小学館)で連載されています。高校3年生だった南ちゃんも44歳になっているはずで、どう描かれているのかと注目を集めましたが、連載が40話目になってもまだ姿を現わしていません。ちなみにですが、南ちゃんネタでブレイクしたお笑い芸人のいとうあさこは、今45歳。よかったら、現在の南ちゃんをイメージする参考にしていただければ幸いです。

関連記事

トピックス

公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でハリー・ポッター役を演じる稲垣吾郎
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演、稲垣吾郎インタビュー「これまでの舞台とは景色が違いました」 
女性セブン
麻薬取締法違反容疑で家宅捜査を受けた米倉涼子
「8月が終わる…」米倉涼子が家宅捜索後に公式SNSで限定公開していたファンへの“ラストメッセージ”《FC会員が証言》
NEWSポストセブン
巨人を引退した長野久義、妻でテレビ朝日アナウンサーの下平さやか(左・時事通信フォト)
《結婚10年目に引退》巨人・長野久義、12歳年上妻のテレ朝・下平さやかアナが明かしていた夫への“不満” 「写真を断られて」
NEWSポストセブン
人気格闘技イベント「Breaking Down」に出場した格闘家のキム・ジェフン容疑者(35)が関税法違反などの疑いで逮捕、送検されていた(本人SNSより)
《3.5キロの“金メダル”密輸》全身タトゥーの巨漢…“元ヤクザ格闘家”キムジェフン容疑者の意外な素顔、犯行2か月前には〈娘のために一生懸命生きないと〉投稿も
NEWSポストセブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
バスツアーを完遂したイボニー・ブルー(インスタグラムより)
《新入生をターゲットに…》「60人くらいと寝た」金髪美人インフルエンサー(26)、イギリスの大学めぐるバスツアーの海外進出に意欲
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【ハワイ別荘・泥沼訴訟に新展開】「大谷翔平があんたを訴えるぞ!と脅しを…」原告女性が「代理人・バレロ氏の横暴」を主張、「真美子さんと愛娘の存在」で変化か
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
ハワイ島の高級住宅開発を巡る訴訟で提訴された大谷翔平(時事通信フォト)
《テレビをつけたら大谷翔平》年間150億円…高騰し続ける大谷のCMスポンサー料、国内外で狙われる「真美子さんCM出演」の現実度
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の公判が神戸地裁で開かれた(右・時事通信)
「弟の死体で引きつけて…」祖母・母・弟をクロスボウで撃ち殺した野津英滉被告(28)、母親の遺体をリビングに引きずった「残忍すぎる理由」【公判詳報】
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン