錦織、植草、東山の3人は華麗かつアクロバットな踊りでファンを魅了し、『デカメロン伝説』『バラードのように眠れ』『君だけに』『ABC』『じれったいね』などヒット曲を連発。1980年代後期のジャニーズ事務所を支え、現在の隆盛に至る道筋を作ったグループなのである。
にもかかわらず、30周年を迎えた記念すべき年を先輩(近藤)と後輩(V6)の陰に隠れたまま、目立った活動もなく終わろうとしている。12月2日には、錦織が月一レギュラー出演中のTBSラジオ『たまむすび』で少年隊30周年を振り返ったが、植草と東山の登場はなし。大晦日から元旦にかけての『ジャニーズカウントダウン2015-2016』も東山一人のみの出演で、3人が揃って踊る姿は見られそうにない。古くからの少年隊ファンの一人が話す。
「25周年の時も特に動きはなかったですが、今年は30周年なのに何の活動もないなんて、やはり寂しいです。マッチだけでなく、後輩のV6もこれだけメディアに出ているのに……。デビュー年は変えようがないから、35周年や40周年のアニバーサリーもマッチとV6と同じ年になる。ヒット曲は山ほどあるので、また3人揃って歌い踊る姿をぜひ見たいと思っているのですが……」
デビュー30周年という記念の年にもかかわらず、大きな動きのない少年隊。メンバー3人が再び集結し、ファンの前でパフォーマンスを見せる日は来るか。