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2016.06.18 07:00  女性セブン

歌舞伎界に降りかかる受難の連続 新歌舞伎座の怪との声も

「以前、劇場脇に『歌舞伎稲荷』がまつってあった場所に今は29階建ての歌舞伎座タワーが立っています。ビルが邪魔でお稲荷さんが降りられずに怒っているのではないか、という声もあります」(前出・歌舞伎関係者)

 実は、歌舞伎座にまつわる伝説が囁かれたのは今回がはじめてのことではない。ベテラン演芸記者が解説する。

「約70年前、先代である三代目の歌舞伎座が解体されたときにも、今回同様、大物俳優が次々と鬼籍に入りました。十五代目市村羽左衛門(享年70)、十二代目片岡仁左衛門(享年63)、七代目松本幸四郎(享年78)、七代目澤村宗十郎(享年73)、六代目尾上菊五郎(享年63)と当時を代表する大名跡でした。

 中でも、仁左衛門の場合は、戦後の食糧難の中、待遇の悪さに恨みを募らせた使用人に斧で一家が惨殺されるという凄惨なものでした」

 さらに、梨園関係者は「成田屋にはもうひとつの宿命がある」と言う。

「市川團十郎率いる『成田屋』こと市川宗家では、約350年の歴史の中で、歴代の團十郎が多くのトラブルに巻き込まれてきました。

 初代團十郎は舞台上で客が見守る中、端役の役者に刃物で刺されて命を落としました。二代目は妾と弟子が駆け落ちするという醜聞に見舞われ、三代目と六代目は22才の若さで病死し、八代目は原因不明の謎の自殺を遂げました。『劇聖』と称された九代目は私生活では借金に苦しみました。

 海老蔵が理想とする祖父である十一代目は襲名わずか3年後、悲願の演劇界改革をとげることもかなわぬ中、無念の死を迎えました。そして十二代目の父が66才の若さで…そのことからいつしか、『團十郎の名には試練もついてくる』と言われはじめたのです」

 そうした歴史を知る若き日の海老蔵の口癖は「おれは長生きしない」。

 だからこそ無茶な酒の飲み方をして暴行事件にも繋がったのだが、麻央と結婚して以降はガラリと人が変わったように、不摂生を改め、健康に気を使ってきたという。

「團十郎の後継者」に課せられた試練は重い。

※女性セブン2016年6月30日号

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