芸能

怒れる松居一代 前夫急逝で相続問題勃発、葬儀では騒動も

前夫が急逝し再び金銭闘争に

 松居一代(59才)の前夫で、DCブランド『P』の創業者であるAさん(享年60)の葬儀が、浄土宗大本山・増上寺で4月末に営まれた。参列者は40人ほど。喪主は、松居とAさんとの間に生まれた長男(27才)だった。

「三重県の伊勢志摩に旅行中、心筋梗塞で…。急死だったそうです。彼は松居さんと離婚後、内縁の妻がいたんですが、伊勢志摩にも一緒に行っており、ショックのあまり憔悴しきっていました」(Aさんの知人)

 この内縁の妻は、Aさんの葬儀で悲しみのどん底に突き落とされる。引き金を引いたのは、松居の言動だったという──。

 松居とAさんは1986年に結婚し、1989年に長男が生まれた。幸せの絶頂にいた松居だったが、直後から濁流のごとき人生が始まる。愛する息子は生後20日を過ぎた頃、全身が真っ赤にただれ、24時間激しいかゆみに襲われた。医師の診断結果は、「重度のアトピー性皮膚炎」。愛息の治療のために日夜病院を走り回る松居をさらに悪夢が襲う。Aさんの浮気が発覚したのだ。松居は、息子を連れて家を飛び出したが、試練は続いた。

「Aさんは多額の借金を抱えており、松居さんが連帯保証人にされていたんです。金額は1億7500万円。当時の彼女はストレスのあまり顔面神経麻痺と失語症になったほどです」(芸能関係者)

 6年にわたる泥沼離婚裁判を経て、1996年に松居とAさんは別れた。2001年に船越英一郎(55才)と再婚した後も夫に頼らずコツコツと借金返済を続け、完済したのは2007年のこと。足かけ17年という長き“債務者生活”を歩いた彼女だが、皮肉なことに現在、Aさんの死によって再び金銭闘争に身を投じている──。

 Aさんの葬儀で、松居はこんな行動に出たという。

「Aさんは十数年前にP社の経営権は譲渡しており、今は内縁の妻と一緒に画廊やショールームを手がける会社を経営していました。松居さんはその会社について“今後は息子が継ぐべき”と話し始めたんです。Aさんが亡くなった今、取締役は内縁の妻ひとり。そんな会社を息子に引き渡せと言うんですから、あまりに無神経すぎる」(参列者)

 葬儀の最中、松居の言動に耐え続けた内縁の妻だったが、張り詰めた糸は途中で切れた。

「フラフラとその場に倒れてしまったんです。無理もない話です。ただでさえAさんの死に打ちひしがれている所に、松居さんの発言ですから。後味の悪い葬儀でした」(別の参列者)

 息子の会社相続に息巻いていた松居だが、この時点ではまだ、Aさんの遺産の実態を知らなかった。P社の幹部社員が明かす。

「実はAさん、会社に対してかなりの借金を抱えていたんです」

 遺産相続は通常、預貯金や不動産、株式、投資信託など、負債も含めてすべての財産が相続人に引き継がれる。内縁の妻とは入籍していないので、法定相続人は松居の息子になる。

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン