《それまでずっと抱えていた『何でそんなこと気にしなきゃいけないんだ?』といった思いを、あの人は『なんでやねん?』の一言で片付けてしまった。『いやいや、お前あれやで、生かされてんねんで俺ら』と言われた瞬間、あんなに重たかった荷物が全てなくなった。救われたんでしょう》

 フジテレビ関係者が言う。

「さんまさんも木村くんがかわいくてしょうがない。木村くんに『茶髪にしてみたら』と言われたさんまさんは、すぐに髪を染めていました(笑い)」

 工藤静香(46才)とさんまの親しさも有名だ。

「さんまさんの舞台があると、楽屋には必ず静香さんからの花と差し入れが届きます。さんまさんは周囲に『静香はほんまにええ子やわ』と漏らしています」(前出・フジテレビ関係者)

 そんな木村・静香夫婦にはSMAP解散宣言以降、逆風が吹いている。他メンバーが独立を決意するなか、一度は独立に応じた木村が「家庭のことを考えて」という静香の説得に応じ、ジャニーズ残留を決意したと報じられたのだ。それがメンバーの溝を深めたとされる。

 8月23日、滞在先のハワイから帰国した静香は、「主人の仕事のことは口を出さないのでわかりません」と口をつぐんだ。解散宣言直前のブログ(8月6日)でも「発言しない」を繰り返した。

《言いたいことを言わず、何が何でも我慢するしかない時を十年以上も続けていますが、発言したらキリがない》

 芸能関係者はこんな指摘をする。

「静香さんは表向きは平静を装ってますが、“なぜ自分が黒幕にされるのか”と困惑しています。ファンの行き先のないうっぷんが理不尽に彼女に向けられてしまっている部分がある。さんまさんもそんな静香さんを見かねて、『オレは木村派』発言をしたんでしょう」

※女性セブン2016年9月15日号

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