◆「子供との生活だけは手放せない」
そして上戸は信頼のおける数人に“重大な相談”をもちかけた。
「万が一の場合、どちらが子供と暮らすのかを争ったらどうなるのか。上戸さんとしては絶対に手放せない愛娘ですから、ここは気になりますよね。上戸さんから切り出したらどうなのか、子供を奪われる可能性はあるのか、と」(別の上戸の知人)
離婚して生きていく覚悟を決めたとしたら、どうやって仕事を続けていけるのか、についても意見を求めていた。
「子供を食べさせていくにも、自分が自立するためにも、仕事は必須。ただ、CMやドラマ、映画などの契約に離婚がどう引っかかるかということも気にしていたみたい。夫婦の財産の面もそう。マンションや貯金ってどう分けるものなんだろう…って」(前出・知人)
上戸の決心が固まっているわけではない、と知人は言う。ただ、夫への「迷い」が拭えずにいるという。
「上戸さんは、HIROさんの熱い思いが詰まった会社の体育会系的な気質に否定的ではありません。むしろ、HIROさんと仲間たちの夢を応援したいという気持ちが大きい。でもどうしてもHIROさんの周りは男同士のつながりが強く、なんとなく女性はないがしろにされがちと感じてしまう。HIROさんの会社のことは、上戸さんにとっては家族の将来を左右する大事なことです。でも、そういう相談は一切なしみたいで…。もし会社に何かあったら、負債を負う可能性だってあるのに。
そんな中、最近、HIROさんの周囲が騒がしいことがさらに気にかかっていました。世界進出という一方で、音楽賞を金銭で買ったと報じられたりする。上戸さんは“絶対にそんなことはない”ともちろんそこは信じていますが、毎日会食で深夜から明け方に帰ってきてゆっくり相談する間もない夫に不安を抱えるのは当然のことだと思います」(前出・知人)
そうした不安の中で口をついて出たのが、「離婚」の文字だったようだ。
「上戸さん、今はじっと見ているという状況なんじゃないですか。HIROさんにいたってはそろそろ“2人目が欲しいなぁ”なんて言っているくらいですから、寝耳に水の話だと思いますよ」(前出・知人)
つい先日目にした家族3人で笑い合う姿は幸せそのものに映った。9月にも10月にも夫婦が共に外出する姿や外食する姿が見られ、周囲も「仲がいいように見える」と口を揃える。今ならまだ、引き返せるのか──。上戸が夢見た結婚生活は岐路に立っている。
※女性セブン2016年11月24日号