姉の泉は、英恵氏がパリコレを退く際のショーで、フィナーレとなるウェディングドレスを着てツーショットでランウェイに登場したことがワイドショーでも話題になった。
その後、セレブな“タメ口”タレントとしてバラエティーで人気の泉は、モデルとしての仕事が激減している。彼女のタレント性のほうが面白がられていることと、「ファッション仕事を辞めてはいけない」という昨今の風潮まで本人も事務所も「待てなかった」ようにも思う。
が、松濤幼稚園→幼稚舎から大学まで慶応で学び、姉と同じくパリの社交界に出入りしていた本物のセレブでありながら、姉と10歳違う=一世代異なる森星は、“ファッション仕事”が重要視されるいまの時代に「間に合った」と言える。
水原希子に代わって、17年1月号より『25ans』のカバーモデルをつとめるのを始め、海外のハイブランドから、日本のファッションブランド・ADEAMまで、モード系もお嬢さま系も見事に着こなす森星。夏帆、小松菜奈と共に、多くのスターを輩出した資生堂『INTEGRATE』のCMキャラクターにも選ばれている。
26日オンエアの『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で、今年のハロウィーンで『華麗なるギャッツビー』の扮装をしたことや、自宅に「養蜂場の方がアドバイスに来て、ちゃんと許可もとって」母のパメラさんが蜂蜜づくりに凝っているという話。さらには行きつけの『コスメキッチン アダプテーション』(東京・恵比寿)や、『リーボック クロスフィット ハート&ビューティ』(東京・西麻布)を「行きつけ」として紹介していた森星は、姉と同じくバラエティータレントとしても引く手あまただ。
が、この先、バラエティーに専念するとは思えないし、ましてや女優を目指すとも思えない。ファッション業界から多くのオファーがあることはもちろんのこと、ハイブランドが若い層に目を向け、世の中で“ファッション仕事”が持てはやされるいまの時代に、年齢やネームバリューがぴったりハマっているからだ。
女優やタレントとして売れても、“ファッション仕事”も続けるのがトレンドであり、カッコイイとされるいま、森星、中条あやみ、そして岡田結実に続くのは誰か? ファッション関係者も、芸能関係者も注目している。