ただし、カッコいいだけですまないのがこのドラマのポイント。陽炎太は大きな白凧に乗って、空を飛んだりもする。人が乗ってオッケーの凧って誰が揚げてるんだよ…忍びなのに目立ちすぎでしょ、とも思えるが、実はこの白凧は日本の忍者作品の代表作『仮面の忍者赤影』に出てきたベテラン忍者・白影の得意技。過去の名作へのオマージュも忍びこませるあたり、やるなーと思える。
今後、物語は、父上猫が大事な金魚を食べちゃった!?と大変な展開に。こじらせ忍者陽炎太の行く末が心配だが、ちゃっかり5月全国公開の映画化も決まっているのである。
思えば、今年は大野智主演の映画『忍びの国』もある。こちらは「我が名は無門。嫁さん以外、怖いもん無し」だという。猫でなく嫁。若干こじらせているな…。2017はこじらせ忍者イヤーになるかも。ちなみに2月22日はニャンニャン猫の日でもあり、ニンニンニンで「忍者の日」でもある。Wネームの「猫忍」とっては大変な日になるのか? 気になる。