「それでも龍平さんは『あまちゃん』後のおよそ2年間は仕事をセーブしていたようです。収録期間が長かったので、もっと家族と過ごしたいという気持ちだったんでしょう。龍平さんと入れ替わるように映画やドラマへの出演が増えていったのが莉菜さんでした。子供も幼稚園に入って、子育てが一段落したということもあったのかな。女優という仕事にのめり込んでいきました」(松田家の知人)
ちょうどその頃のこと。女性セブンは1人で飲み歩き、その後、自宅ではなく弟・翔太の暮らすマンションへと帰る龍平の姿を目撃している。
「多忙になった妻を応援しながらも、2人の距離は次第に広がってしまった。彼自身、仕事のおもしろさを知っているだけに、仕事優先になっていく莉菜さんを止められなかったんでしょう」(龍平を知る関係者)
一方の莉菜も夫婦関係に悩んでいたという。
「“母親になるとそれまでの恋人同士のような関係じゃなくなる”って、こぼしたことがありました。22才という若さで母になっただけに、大変さもあったのでしょう。昨春、娘さんが小学生になると莉菜さんは初めて3か月クールの連ドラに出演。それがとにかく面白かったみたいで…。それと前後するように莉菜さんが1人で家を飛び出したんです。突然の彼女の行動に驚いて呆然としたのは龍平くんでした。すぐに戻ってくると思いきや、なかなか家に戻ってこなかった。仕事にあまりに熱中してしまったからなのか、それとも新たな出会いがあったからなのか…」(前出・知人)
同時期には龍平もドラマ『営業部長 吉良奈津子』に出演していた。それが『あまちゃん』以来3年ぶりの連ドラだった。
「龍平くんは(母の松田)美由紀さんを頼りつつ、なんとか子育てと仕事を両立しようとしたそうですが、美由紀さんも忙しく、どうにも見動きが取れなくなってしまったんです」(前出・知人)
美由紀がもともと仲のよかった莉菜のことを心配し、息子との間に入って話し合いをしたという。