芸能

松居一代 船越所属事務所から「億単位の賠償請求」の可能性

松居一代を刑事告訴することも可能

 7月21日、57才の誕生日を船越英一郎はロケ地の京都でひっそりと迎えた。

「船越さんは穏やかな様子で、いつも通り周囲に気を使っていました。その日に松居一代さんから何か連絡があるのではないかと周囲は冷や冷やしてましたが、結局何もなかったようで…」(番組スタッフ)

 ふたりがお互いの誕生日を別々に過ごすのは、結婚後はじめてのことだ。

「松居さんの60才の誕生日は1か月前。騒動の渦中でしたが、還暦にちなんで、超高級車の赤いベントレーを購入したという話です。資産は30億円超といいますから余裕でしょう。もし船越さんから訴訟を起こされても、おカネで解決できる自信もあるんじゃないですか」(松居の知人)

 松居は21日もブログを更新。《私の、パートナーはシンガポール、ナンバーワン いや、いやいまや、アジアNo.1の法律事務所ラジャータン法律事務所のNo.1女性弁護士ですよ 奴の弁護士なんぞたかがしれてますよ(笑)》と意気軒昂だが、実際、事態はそう簡単ではないという。九段下総合法律事務所の伊倉秀知弁護士が指摘する。

「“夫が不倫している”と公表したことは、仮に事実であったとしても松居さんを名誉棄損で訴えることができます。請求額は船越さんの気持ち次第でしょうが、芸能人であることから、数千万円、あるいは億単位になる可能性も十分にあります。不倫の証拠がなかったり、嘘だったりする場合は、裁判で勝つことは難しいでしょう。かつらやバイアグラの使用を公表したことは船越さんのプライバシー権を侵害していますし、パスポートを取りあげられるなど仕事に支障が出た場合は、業務妨害として実損額を請求できます」

 さらに、船越がその気なら、松居が逮捕される「刑事告訴」も可能だという。

「警察が名誉棄損罪の刑事告訴を受理すれば、事情聴取や逮捕もありえます。初犯なので起訴猶予の可能性もありますが、示談や反省がなければ起訴されて罰金刑などになることもありえます。松居さんは英文で世界中に情報を拡散し、週刊誌に船越さんを貶める記事を売り込んでいる点で、より強く名誉棄損しようとしたとして、違法性が高いと判断されやすい。また、別居中に勝手に船越さんの家に入ったのであれば、住居侵入罪にも問われる可能性があります」(伊倉弁護士)

 船越からすれば、訴訟は強烈な反撃の一手になる。それでも訴えないのはなぜか。

「所属事務所は訴訟準備中のようですが、船越さん自身は訴えていない。それは息子さんへの配慮でしょう。誰よりも大切な息子の母親を“犯罪者”にだけはしてはいけないという、その一点だけだと思います」(船越家の知人)

 松居は23日に投稿した動画で息子に言及。〈戦っていく母の姿を見せ続けていく〉と騒動にあえて巻き込んだ。この〈戦い〉で彼女が得るものは何もない。

※女性セブン2017年8月10日号

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン