スタジオには固定カメラが4台あるだけ。展開に合わせて遠隔操作で切り替える
6試合のうち注目カードをセ・パ各1試合選び、『ズームアップゲーム』として集中解説。勝敗を分けたシーンを“熱視線”として解説者がさらに細かく分析する。これは、ネットなどで全試合が完全中継されている今の時代に合ったものだという。
「ネット社会の現在、放送の時点ではニュースなどですでに勝敗がわかっていることが多い。ただ文字では見ているが映像では見ていない。そこでポイントとなるプレーを中心に、映像を使って詳しく解説する。ワンプレーの大きさがプロ野球の醍醐味だということが視聴者に伝わればいいと思います」(吉田氏)
現在は平松政次氏、谷沢健一氏、大矢明彦氏らが交代でMCを務めるほか、関根潤三氏、江本孟紀氏、田尾安志氏、齊藤明雄氏らを含めた総勢16名の解説陣2人が日替わりで登板。アシスタントとして稲村やフジテレビの女子アナが出演する。
※週刊ポスト2017年8月11日号
