経歴などは本人への聞き取り調査などが中心になります。ですが、ご婚約検討は報道が先行して明るみに出たうえ、会見の準備も急ピッチで進められたことで、それも不足していたようです。会見に先立って、宮内庁の担当記者には宮務課から小室さんと佳代さん、母方の祖父の角田国光さんに関する資料が配られました。しかし、父親がいない理由や死因について質問が出ても、宮内庁側は“不明です”“わかりません”と繰り返すばかりでした」(前出・皇室記者)
家族の経歴などが宮内庁としても把握できていないなか、佳代さんとある宗教団体との関連が、『週刊女性』で報じられた。本誌は、佳代さんの小中学校時代の知人に話を聞いた。
「佳代さんは、国光さんと母・八十子さんと弟さん、八十子さんの母の5人家族で、肩を寄せ合うようにつつましく暮らしていました。あまり近所づきあいを積極的にするほうではありませんでした。八十子さんは病気がちで、そのストレスもあって横浜市内に拠点を置く宗教団体に入信していたんです。佳代という名前も、その宗教の関係者につけてもらったそうです」
さらに別の知人が続ける。
「小室さんの“圭”という名前は佳代さんの“佳”からとったそうです。いつも行動をともにしていた霊媒師のような人も、もしかしたらその宗教と関係していたんじゃないですかね」
もちろん、信教の自由は憲法で保障されたものだ。それでも「宗教に限らず、元皇族ということを広告塔にされてしまうといった可能性を考えると、デリケートにならざるを得ない」(前出・宮内庁関係者)という。さらに、自宅近隣では、佳代さんの変貌ぶりに驚かされたという声も上がっている。
「以前は化粧っ気もなかったんですが、最近は化粧も欠かさず髪形も変わって、服装も気にかけているみたいで、サンダル履きで出てくるところは見なくなりましたね。勤め先のケーキ屋さんは、今回の話題で売り上げが3倍になったそうです。佳代さんが土地を探しているという噂もあって“今度は自分でケーキ屋さんをやるのかしら”っていう話で持ちきりです」(近隣住民)
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年8月17日号