芸能

“スー男”キンボシ西田の相撲芸人力がスゴすぎる!

注目の相撲芸人、キンボシ西田(撮影/山田美保子)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、“スー女”ならぬ“スー男”、注目の相撲芸人・キンボシ西田をレポート。

 * * *
 白鵬、稀勢の里、鶴竜の三横綱に、5月に大関になったばかりの高安、アクロバティックな相撲の宇良、そして碧山、佐田の海の7力士が休場しているのが大相撲秋場所だ。

 懸賞が取り下げられたリ、チケットの値崩れなどがあったりするものの、NHKによる『大相撲秋場所』中継は11~12%をキープ(17時台。ビデオリサーチ・関東地区)。

 スー女の増加に注目が集まったり、相撲リポーターの横野レイコ、「相撲少女・眞子ちゃん」こと久志本眞子、元大関・若島津(現・年寄・十二代二所ノ関)・高田みづえ夫妻の娘、アイリら、相撲に詳しい“芸能界のスー女”たちは情報番組やバラエティー番組から引っ張りだこだ。

 そんな中、異彩を放っているのが、「キンボシ西田」こと、お笑いコンビ「キンボシ」の西田淳裕。

 6日、『バイキング』(フジテレビ系)では、件の「3横綱1大関」休場に関連する「休場の歴史」や、「そんな異常事態だからこそ面白い」という秋場所の優勝力士予想をしにスタジオへやってきた。

 先日の『ものまね紅白歌合戦』(同)では司会の東野幸治から「インドネシアの山P(山下智久)」と呼ばれたイケメンで、東京NSC16期生の30才。1期先輩の15期生に横澤夏子や「おかずクラブ」が居ると聞けば、いかに若手かがわかろう。

 芸人としては、まだまだなのだが、力士の間では、知名度100%。特に横綱白鵬は、このキンボシ西田のことが“大のお気に入り”で。巡業に同行させたり、酒席に呼んだりしていると聞く。

 お笑い芸人というと、芸人同士ルームシェアしている者が多いが、なんとキンボシ西田は「力士が好きすぎて、山口関とは一緒に住んでいたこともある」とか。

 相撲ファンになったきっかけは、出身の鹿児島県は徳之島から、朝潮と旭道山が出ており、キンボシ西田5才のときに行われた横綱朝潮太郎の銅像の除幕式にやってきた小錦を見て、「お相撲さんって、かっこいいな」と思ったからだそうだ。

「芸能人とかがやってくる島ではなかったので、出身の力士が大スターだったんです。地元では旭道山が勝った日には花火があがっちゃうぐらい大騒ぎでした。だから小さい頃から、じいちゃん、ばあちゃんと一緒にNHKの大相撲中継を毎日見ていて、どんどん、のめりこんでいきました」と西田。ちなみに、歯科医の父は、あまり相撲には興味がなかったそうだ。

 上京し、早稲田大学4年のときにNSCに。現在のウリは、某局ディレクターが名付けてくれたという「支度部屋ニュース」だ。

 これは、共演者が誰かの四股名を言うと、続けてキンボシ西田が、「下の名前」、「出身地」、「部屋」、そして独自取材による「ワンポイント情報」をスラスラ言う、いわゆる“ネタ”である。

関連記事

トピックス

モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
《交際説のモデル・Nikiと歩く“地元の金髪センパイ”の正体》山本由伸「31億円豪邸」購入のサポートも…“470億円契約の男”を管理する「幼馴染マネージャー」とは
NEWSポストセブン
保護者責任遺棄の疑いで北島遥生容疑者(23)と内縁の妻・エリカ容疑者(22)ら夫妻が逮捕された(Instagramより)
《市営住宅で0歳児らを7時間置き去り》「『お前のせいだろ!』と男の人の怒号が…」“首タトゥー男”北島遥生容疑者と妻・エリカ容疑者が住んでいた“恐怖の部屋”、住民が通報
NEWSポストセブン
学業との両立も重んじている秋篠宮家の長男・悠仁さま(学生提供)
「おすすめは美しい羽のリュウキュウハグロトンボです」悠仁さま、筑波大学学園祭で目撃された「ポストカード手売り姿」
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
「港区女子がいつの間にか…」Nikiが親密だった“別のタレント” ドジャース・山本由伸の隣に立つ「テラハ美女」の華麗なる元カレ遍歴
NEWSポストセブン
米大リーグ、ワールドシリーズ2連覇を達成したドジャースの優勝パレードに参加した大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
《真美子さんが“旧型スマホ2台持ち”で参加》大谷翔平が見せた妻との“パレード密着スマイル”、「家族とのささやかな幸せ」を支える“確固たる庶民感覚”
NEWSポストセブン
高校時代の安福容疑者と、かつて警察が公開した似顔絵
《事件後の安福久美子容疑者の素顔…隣人が証言》「ちょっと不思議な家族だった」「『娘さん綺麗ですね』と羨ましそうに…」犯行を隠し続けた“普通の生活”にあった不可解な点
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン