ライフ

ネットテレビ 地上波に不満な中高年ほどハマりやすい

「最近のTVは…」と嘆く中高年にぴったり

 元SMAPの3人が72時間にわたりネット上で生放送した番組が7400万総視聴数を記録、「『ネットテレビ』が地上波を超えた」と話題になったこともあり、気になっている人も多いはず。実はネットテレビは「最近のテレビはつまらん」と嘆く中高年ほどハマりやすいのだという。

 テレビ番組をパソコンやスマホで見ることができる「ネットテレビ」。2010年代に入って急激にその数を増やし、今や国内だけでも50局以上が存在する。大手ネットテレビ局『AbemaTV』は、月間の視聴者数は700万人といわれている。

 元SMAPの生放送が話題だったため“若者や女性向けのもの”と感じるかもしれないが、中高年向けの番組も多い。『AbemaTV』の会員のうち16%が50歳以上だという。どんな番組が観られるのか。本誌50代記者がパソコンを使って視聴してみた。

 まずインターネットで「AbemaTV」と検索する。「あべま(アベマ)」と検索しても表示された。

 ページを開くと、放送中の番組がまるで新聞のテレビ欄のようにズラリと掲示された。ニュースを生放送する『Abemanews』、バラエティ番組を中心とした『AbemaSpecial』など、そのチャンネル数は24、なかには「スポーツ」「ゴルフ」「釣り」「麻雀」など、趣味の専門番組もある。

 将棋好きの記者が「将棋」をクリックしてみると、羽生善治棋聖と三浦弘行九段のA級順位戦の対局が生放送中だった。プロ棋士と女流棋士による解説付きで、朝9時30分から終局まで丸一日、ノンストップで中継するという。

 ホームページに辿り着いてから動画の視聴までわずか3クリック、会員登録や料金の支払いを求められることもなく視聴できた。仕事も忘れて、ついつい「次の一手」に見入ってしまう記者だった。

関連記事

トピックス

山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
「とにかく献金しなければと…」「ここに安倍首相が来ているかも」山上徹也被告の母親の証言に見られた“統一教会の色濃い影響”、本人は「時折、眉間にシワを寄せて…」【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン