先日、某番組で、徳島アナが日テレを受けていたときのカメラテストの様子を見る機会があった。いまと変わらぬ、垢抜けた正統派美人という雰囲気で、自分の言葉で自然に話す様子が採用担当の先輩女子アナから名指しで評価されていた徳島アナ。中高を「女子御三家」と呼ばれる女子学院で学び、慶應大学法学部政治学科を卒業した才媛である。
そうかと思えば、クラシックバレエを習っていたり、大学時代はフットサルサークルに所属していたスポーツウーマンゆえ、スポーツニュースや中継でも説得力を発揮。また「女子アナ界一のAKB通」を自称しているとも聞く。
果たして、硬軟どちらの番組もやれる女子アナとしてスクスクと育ってきた徳島アナの昨今のトピックスは、『行列のできる法律相談所』で時折見せる“やる気のなさ”や“投げやりな態度”がレギュラー陣の芸人から面白がられていることである。
カメラがヒナ壇に向いているのをいいことに、目線をフロアに落としたり、足を揃えずに立っていたりする様子が実は見切れていて、時折その“名場面”をリプレイされる徳島アナ。最近では、『ZIP!』出演時とは明らかに異なる『行列~』でのテンションの低い瞬間が、同番組ではもちろん、他番組でもネタにされる始末だ。
つまり、バラエティーにも長けた人。『踊る!さんま御殿!!』などのヒナ壇に座るときも、「しっかり仕事をして帰る」「適度な自虐ネタを披露してくれる」「笑いがわかっている」と高評価、自身がネタにされる際も、局アナらしく真顔で否定するところがまた「面白い」といじられている。
とは言え、クールビューティーなルックスゆえ、すぐに硬派な番組の顔に戻れるのが徳島えりかアナ、最大の強み。いまのままバラエティーで知名度を上げていったとしても、目標としている「報道番組のキャスター」をする日は遠くなさそうだ。
女子校出身者だからこその、いわゆる“女子力”とは異なる“女子の嗜み”を身に着けているところも女性視聴者に好かれるところ。水卜麻美アナが殿堂入りした『好きな女性アナウンサーランキング』に徳島えりかアナがどう絡んでくるのか。『第15回~』が楽しみだ。