「14才になって思春期でちょっと心配だな、環境を変えた方がいいかなと考えてハワイへ送り出すことにしたようです。“シングルマザーだし息子たちはきちんと育ってほしい”という気持ちが強かったみたいで。生まれてまだ1~2才の子供を抱えていたというのもあったのかもしれません」(芸能関係者)
2年後の2014年に次男もハワイに留学した。別の高岡の知人は母・高岡早紀をこう見る。
「実は高岡さん、日本のママ友の間ではちょっと不評な部分もあったんです。小学生のときに子供がお泊まりに来てもお礼の電話もないとか、お土産をもたせたとしても、会ったときにも全然知らんぷりだとか。放任主義というか、ちょっと放置しすぎというか…。そう言われていたんです。でも、中学生の息子2人を海外に送り出すなんて勇気があるし、子供に依存していないというか、放置ではなくて自立したいい関係なんだな、と」
ハワイで暮らす子供たちと高岡のふれあいは3年ほど前の『アナザースカイ』(日本テレビ系、2014年10月17日放送)で紹介された。母親の顔を見せる高岡と照れてぶっきらぼうな顔を見せる息子たち。
ハワイについてしどろもどろに解説しようとする母親に長男は「わかってないこと言わなくていい」とピシャリ。高岡が「ホントにみんなおかしいよ、どんどん大きくなっちゃって~」としみじみつぶやくと、「育て方が下手だったんじゃない?」と即答。長男は高岡との会話を「すぐシケる」と独特の言葉で表現した。
次男も負けず劣らずで、「ママはどのような存在ですか」と聞かれると、「服を洗ってくれる人」「ご飯のお金を払ってくれる人」などとぶっきらぼうに答えた。高岡はそんな息子たちに、こんな思いを吐露していた。
「(ハワイ留学は)寂しくない。平気で連絡とれるもん。東京にいた時よりも会話は増えている。私も14才くらいから仕事を始めて、その時の自分を思うと意外と私が親になって子を思っている気持ちよりも、子供たちって意外と頑張れる。ちゃんとしてる。できるって思う」
※女性セブン2018年2月8日号