だが、土曜日はビートたけし&安住紳一郎アナによる軽妙なやりとりが人気の『新・情報7days』(TBS系)で、お天気キャスターを担当。日曜夕方には『所さん お届けモノです』(MBS・TBS系)、月曜は『世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜』(テレビ東京系)と、一週間、毎日レギュラーをもっている超売れっ子キャスターが新井恵理那。時間帯、曜日によって、キャラクターを微調整させる器用さももっている。

 また、得意の弓道の腕前を活かし、『炎の体育会TV』(TBS系)にもイレギュラー出演。弓道着に着替え、凜とした表情で的を鮮やかに射る姿には数字がある。

 加えて今期は、木村拓哉主演の『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)にレギュラー出演。木村演じる島崎の息子・瞬(田中奏生)が毎朝欠かさず見ているニュース番組のアナウンサー、太田詩織役で出演している。ちなみに瞬は詩織ちゃんの大ファンという設定だ。

 これも大抜擢と言っていい。テレ朝で言えば、同ドラマの完成披露試写会でMCを務めた『羽鳥慎一モーニングショー』の宇賀なつみアナだったり、木村の先輩、東山紀之がメインキャスターを務める『サンデーLIVE!!』などで売り出し中の山本雪乃アナあたりでも話題性は高かったのではないか。でも、新井恵理那に白羽の矢が立ったのである。

 新井といえば、先日、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した際、青山学院大学在学中にミス青学のグランプリに選出され、セント・フォースにスカウトされたという経歴が説明された。

 同年、他大学のミスコンでファイナリストになってアナウンサーとなった女性によれば、「新井さんは、目立ち方も、持てはやされ方も、当時から、ちょっと別格だった」という。

 件の『行列〜』でグランプリ時の画像を見たが、確かに格段に美人。いまよりメイクがケバいようにも見えたが、セント・フォース系列のプロダクションに所属したことで、万人ウケするヘアメイクに修正されたと思われる。

 在京局の女子アナのプロフィールに「ミス〇〇」が多いことは、皆さんもご存じだろう。ふた昔ほど前までは、次のステップが『週刊朝日』の「紀信の表紙」“女子大生シリーズ”だったが、セント・フォースの青田買いが盛んになってからは、局アナの試験を受け始める前にセント・フォースに所属する女性キャスターが多く、なかでも新井恵理那はトップランク。

 セント・フォースのキャスターが多数出演していることから“ライバル”が多い日本テレビやフジテレビではなく、テレビ朝日の帯番組でレギュラーをもったことも功を奏したのか。さらには、米国生まれ、神奈川育ち、ミス青学、セント・フォース…と、常にど真ん中を歩んできたせいなのか、新井は「私が、私が」と、しゃしゃり出るタイプでは全くないのである。

関連記事

トピックス

夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン