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2018.03.30 07:00  週刊ポスト

壇蜜が朝倉彫塑館を訪れて生き生きした「猫」の彫刻に感激

『よく獲たり』の前で、山下裕二氏と壇蜜


山下:彫刻には、人間というモデルが存在しているのに面白いですね。考えてみると、人の形を象る彫刻は不思議な芸術です。

壇蜜:本当に不思議。私は普段の生活でも、胸像や銅像を見つけるとつい近寄ってしまいます。向かい合ってしゃべっている写真を撮ったり、座っている像と並んでベンチに腰掛けてみたり、そういうのがとても好きなんです。

山下:なぜ、そこまで彫刻に惹きつけられるのでしょう。

壇蜜:彫刻の女性に恋をして、やがてその像に生命を与えてもらうギリシャ神話「ピグマリオン」の世界のように、人形や彫刻は心を持っているといまだに信じているんです。このアトリエにある像もすべてに意思があるように感じています。魂を放っているなって。

山下:それは人だけでなく、猫の彫刻にも通じることだと思います。朝倉は大変な猫好きで、19匹もの猫たちと暮らしていた。僕も猫好きなので、猫の生態が実に巧みに表現されているのがわかる。首元を掴まれた『吊された猫』など、面白い生態を形にしていますね。ある人が「猫は猛獣の盆栽だ」と言っていたけれど、まさにその通りです。

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