芸能

『とくダネ!』新MC陣で小倉智昭氏の存在感はどうなるか

独自の路線を期待

 この4月の改編では、フジテレビ朝の長寿番組『とくダネ!』にメスが入った。メインMCの小倉智昭氏(70才)はそのままに、2人の人気局アナが参戦する格好に。ピン芸人・おばたのお兄さんと結婚したばかりの山崎夕貴アナ(30才)と、アミーゴの愛称で知られる伊藤利尋アナ(45才)がMC陣に加入した。忖度知らずの超辛口コラムニスト今井舞さんは、山崎アナについて、このように分析する。

「MC小倉を引き立てる空気を壊さないことが、この番組の出演者に求められる最も重要な仕事。女子アナに漂いがちな自己顕示欲や上昇志向のにおいゼロの山崎アナには、ある意味うってつけかも。“あなたの敵ではありません”といった低姿勢に見えるけどあれ、単に小倉さんに興味がないだけと私は見ていますが(笑い)。帝王・小倉に物怖じすることなく、彼の話を傾聴しているように見せかけて、実は頭の中で晩ごはんの献立を考えているような、独自の路線を引き続き期待したいですね」(今井さん、以下「」内同)

 もう1人の伊藤利尋アナについては、どうだろうか。

「笠井信輔アナ(55才)は小倉さんに心酔していたのが見て取れましたが、この人は全く。頭は深く下げているものの、魂は決して売り渡さない“ビジネス腰巾着“。番組のつつがない進行のみを目指し、小倉さんの言いたいことをわかりやすく伝える翻訳マシンと化しています。本人にキャラクターの色は特にありませんが、アナウンサーとしての安定感は抜群。きっちり伝えて、しっかり回せる。見ているうちに視聴者は、“あれ、小倉いらなくね? 伊藤&山崎だけでよくね?”となっていくかも。今回のこのリニューアルが、小倉不要のターニングポイントになる可能性が」

◆アイドルアナ路線じゃないことに一刻も早く気づくべし

 山崎アナが『とくダネ!』にスライドしたことで、『ノンストップ!』でのバナナマン・設楽統(44才)の新パートナーには、これまで料理コーナーを担当していた三上真奈アナ(29才)が就いた。

「昔ながらのかわい子ちゃんメンタルのキャバクラアナで、既存の女性コメンテーターからはかなり嫌われるでしょうね。山崎アナが和気あいあいと回せていただけに、台本に書いてあることを言うだけで精一杯の稚拙がつらい。メイクもやりすぎで、ファンデーション白塗り、リップ濃すぎでバカ殿みたい。

関連記事

トピックス

長男・泰介君の誕生日祝い
妻と子供3人を失った警察官・大間圭介さん「『純烈』さんに憧れて…」始めたギター弾き語り「後悔のないように生きたい」考え始めた家族の三回忌【能登半島地震から2年】
NEWSポストセブン
古谷敏氏(左)と藤岡弘、氏による二大ヒーロー夢の初対談
【二大ヒーロー夢の初対談】60周年ウルトラマン&55周年仮面ライダー、古谷敏と藤岡弘、が明かす秘話 「それぞれの生みの親が僕たちへ語りかけてくれた言葉が、ここまで導いてくれた」
週刊ポスト
小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン