『あさが来た』でヒロインの孫娘にのびのびした生き方を教えた祖父(林与一)もいい例だろう。だが、たいていは「いかにもおじいさん」「枯れた味わい」といったイメージ。そこに中村雅俊は、穏やかで自然な現役感を見せたのだ。
人生100年時代と言われる中、70代、80代でも活躍する人は多くなっている。それを思えば、家族を描く朝ドラで、お祖父ちゃんの存在感が大きくなるのは当然のこと。トレンディドラマ世代の俳優たちもそろそろ還暦。仙吉のギターに負けないユニークな祖父役でブレイクする俳優が続出する可能性は、とても高い。
芸能
2018.08.21 07:00
NEWSポストセブン