「夫はなんにでも興味津々で、“凝り性”なんです。例えばアイドルなら、岩崎宏美さんやキャンディーズが、いつ、どの曲を出したとかをよく覚えていて、シングル曲は全部歌えます。掘り下げるタイプなんでしょうね。
音楽は幅広くて、昔からクラシックもジャズも好きで、かなり詳しいですよ。鉄道好きは、いわゆる“乗り鉄”です。私も電車に乗るのは好きですが、車両の話をされてもサッパリ(笑い)。実は、私には“この鉄道がいいだろう”とかマニアックな話はまったくしないんです。周りに自分の趣味を押しつけない人なんでしょう。バラエティー番組でオタクの部分に注目されることも、夫は、“自分の意見に興味を持ってもらえるきっかけになる”と喜んでいるんです」
夫婦と娘2人の4人家族。娘は既に独立し、働いている。
「家では夫が女3人に囲まれていますから、肩身が狭そうです(笑い)。晩ご飯を食べながら、“一緒に飲もう”と言うんですが、私は下戸ですし、娘たちもあまりつきあわないので“つまらないなァ”とちょっと寂しそうで。娘には若い世代の働き方や暮らしについてよく意見を聞いています。“お父さん、わかってないなァ”なんて言われながら、娘の話を“フンフン”と聞いていますよ」
※女性セブン2018年9月20日号