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2018.10.19 11:00  女性セブン

3度のがんを経験した古村比呂、人生観が変わった強烈な体験

抗がん剤治療の合間に語った過酷な闘病生活(撮影/槙野翔太)

「私、日によってかぶり方が違うみたいなんですよ。変じゃないですか?(笑い)」

 前髪を気にかけながら語る古村比呂(52才)。その髪は、抗がん剤治療の副作用で地毛が抜け落ちてから着けるようになったウイッグだ。まだ慣れておらず、「現場に行くとヘアメイクさんに“古村さん、ズレてます”といつもダメ出しされるんです」と笑う。

「今年から始まった抗がん剤治療から2週間が過ぎた頃、頭がムズムズしだして、ちょっと触ったらごそっと。その後2日でスーパーのレジ袋がいっぱいになるくらい抜けました」(古村。以下「」内同)

 古村は2012年1月に子宮頸がんが発覚。子宮全摘出手術を受けた。

「それからちょうど5年、これでがんとのつきあいが終わると思った区切りの年に、かえっておつきあいが深くなるなんて…」

 骨盤内のリンパ節などにがんが見つかったのだ。

「定期的に検診を受け、人いちばいケアをしてきたつもりでした。自覚症状もなかった。なんで? これ以上、私は何をすればいいの? って。現実を受け入れられませんでした」

 まもなく昼ドラマ『トットちゃん!』(テレビ朝日系)の出演が控えていた。1987年のNHK朝ドラ『チョッちゃん』に主演した彼女への新たなオファーは、そのチョッちゃんの母親、つまり黒柳徹子の祖母役。「このドラマに出たい」という強い思いと、「早く治療すれば、それだけ治る可能性が高い」と言う主治医の言葉で、気持ちを立て直すことができた。

◆これまでの治療が合っていないのでは?

 抗がん剤と、骨盤内の患部に放射線を照射する治療とが並行して始まる。28日間、平日は毎日放射線治療を受け、1週間に1度抗がん剤投与を受ける。放射線治療は1回5分くらいだが、その副作用は予想よりもはるかにつらいものだった。

「放射線を当てた部分が熱くなり、低温やけどのような痛みを感じるんです。体がとても重く、だるくてつらくて。抗がん剤の方は激しい吐き気で、洗面器を抱えてベッドに入るような状態でした。“これが一生続くわけないんだから”って自分に言い聞かせていました」

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