その中井美穂アナ曰く、「アシダさんのお洋服は便利」。出演のときも、取材相手が目上のときも、「アシダさんの服を着ていけば絶対に失礼にはならないし、テレビ映りもいい」とのことだった。当時まだ古田敦也氏と結婚する前だった中井さん。古田氏の御両親への挨拶のときにも「最適な服」とも言っていたと記憶する。

 そこから、中井さんと仲良しの勝恵子キャスターもコレクションに通うようになり、『THEワイド』(日本テレビ系)で草野仁氏の隣に勝さんが座っていたときは、「『ジュンアシダ』から衣装提供をしてもらう日が多かった」と聞いた。

 他にも、いわゆるセレブの顧客が多く、多恵氏がファッション誌『25ans』に見開きの連載をもっていたことでも、客層がわかろう。

 10月16日、『TAE ASHIDA』の2019年春夏コレクションが国立新美術館で行われ、秋吉久美子、とよた真帆、檀れい、藤原紀香、神田うの、すみれら、顧客が訪れたが、そういえば、例年、グランドハイアット東京や恵比寿ガーデンホールで開催されていた『ジュンアシダ』 のコレクションのお知らせは今秋こなかったような……。

 とはいえ、日本を代表するファッションデザイナーで、二代目が育っているケースはほとんどなく、父上のエレガンスを継承しつつ、モードをとりいれた芦田多恵氏と、ギョーカイ女性が「理想の夫」と崇める山東英樹氏がいれば、“アシダブランド”は安泰だろう。

 そして各局の女子アナやフリーアナらと同社との関係も太く長く続いていくことと思う。

 芦田淳先生の御冥福をお祈り申し上げます。合掌

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