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西岡剛、トライアウト当日のロッテへのラブコール即拒絶の訳

阪神を戦力外になった

「チームとして若返りの方針があるとはいえ、実績のあるベテランを“指導係”として獲得するのは珍しいことではない。にもかかわらず、わざわざ球団本部長が獲得を即否定したのだから、それなりの理由があるのでしょう」(スポーツ紙記者)

 11月13日にタマホームスタジアム筑後(福岡)で行なわれたプロ野球12球団合同トライアウト。投手29人、野手19人の合計48人の中で最年長だったのは、阪神を戦力外になった西岡剛(34)だった。

 ロッテ時代にチームを2度日本一に導き、盗塁王や首位打者、最多安打のタイトルも獲得。だが2011年のメジャー移籍後はケガに苦しみ、なかなか結果を残せずにきた。

 ラストチャンスと臨んだトライアウト当日のスポーツ紙のインタビューで、西岡は「育ててもらったロッテでユニフォームを脱ぎたい」と古巣へのラブコールを送っていた。

 ところが同日、ロッテの林信平球団本部長は「井口資仁監督の下、新しいチームに生まれ変わろうとしている」と早々に“獲得するつもりなし”と宣言したのだ。前出の記者が続ける。

「中村奨吾(26)をセカンドにコンバートし、サードに鈴木大地(29)、ショートにはルーキーイヤーから結果を出した藤岡裕大(25)がいる。戦力として西岡を必要としていないのはたしか」

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