さらに、日産と検察の密な協力体制の構築には「元特捜エース」と称される“超大物ヤメ検A氏”が一役買ったという情報も関係者の間を駆け巡った。
「A氏は親しい日産の監査役を通じて検察との協力法などを助言したといわれています。大鶴氏からすれば大先輩とかつての部下と対決するかたち。登場人物たちの因縁は相当深い」(都内に事務所のある弁護士)
A氏の事務所に問い合わせると「そうした情報が出ているのは知っているが、日産の事件にAは一切関係していない」と答えた。
経済界とは全く別の視点で、関係者が“勝敗”に興味津々となっている。
※週刊ポスト2018年12月14日号