極めつきが、『週刊朝日』(8月10日号)の記事だ。小室さんが周囲にこう語ったと記されている。
《「紀子さまは帰国子女だから、日本語があまり理解できないのでしょう。僕の話もわかっていないご様子なんですよ」》
皇族に対して、かなり際どい発言である。掲載するハードルは決して低くなく、「紀子さま自身のお耳に入っていて、意図的に書かれたものではないか」(前出・皇室ジャーナリスト)と評判なのだ。
『AERA』『週刊朝日』といった朝日新聞系列のメディアで紀子さまの発言やお気持ちがつまびらかにされているのには、理由があるという。
「眞子さまと小室さんの情報や、紀子さまのお気持ちが“流出”したそれらの記事は、どれも同じ記者がかかわっています。紀子さまとはご結婚当初から親しく、絶対の信頼を置かれているベテラン記者だそうです。
記事では、紀子さまの奮闘ぶりや母娘の仲のよさが強調されています。また、小室さんのネガティブな情報が報じられる一方で、“眞子さまは小室さんのトラブルをまったく何も聞いていなかった”とも記されています。つまりは、秋篠宮ご夫妻や眞子さまは、小室家のトラブルの“被害者”だと印象づけたいのでしょう。
とはいえ、秋篠宮ご夫妻も、天皇陛下の裁可が必要な長女の結婚相手には、もっと慎重であるべきではなかったでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
“将来の天皇”である悠仁さまがいらっしゃったり、来年には皇嗣家になられることもあり、秋篠宮家には大きな期待が寄せられる。しかし、現状は秋篠宮家を取り巻く状況には厳しいものがある。度重なる“情報流出”が、国民の気持ちにどう作用するのか。
両陛下も皇太子さまも、一日も早く秋篠宮家に平穏が戻ることを願われているだろう。
※女性セブン2019年1月1日号