芸能

清原果耶、2019年の活躍に大注目 CMや映画での抜擢続く

大ブレイクが有力な清原果耶

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は注目を集める若手女優・清原果耶について。

 * * *
 年末年始、CMで圧倒的に目立っていた女性タレントの一人が清原果耶だ。

 なんといっても存在感が際立っていたのは宮本浩次、田中圭、吉沢亮、広瀬すずらと共演しているSoftbank「しばられるな」編。人々の生活に欠かせない音楽を初めて主役にした構成で、アーティストによるオリジナル楽曲を通じて新しいコミュニケーションを展開する。第一弾は、同CMにも出演している「いきものがかり」による書き下ろし。清原は、光るスティックで弾みをつけてジャンプするシーンが印象的だ。

 CMウォッチャーなら「あれ?」と感じたハズ。彼女、2017年夏にはNTTドコモの「25年前の夏」編に出演していたからだ。高橋一生、黒木華の娘役で、高橋の高校時代を高杉真宙が演じたことでも話題になった。Mr.Childrenの楽曲と共に話題を呼び、広告各賞でも存在感を示していたため、多くの人の記憶に残っていることだろう。
 
 だが清原は、今度は競合のSoftbankのCMに。小泉今日子の昔から、化粧品や飲料のCMで競合メーカーのそれに出演するようになったら、広告界でスターと位置付けられるものだが、清原果耶、16才にして、それをやってのけた。
 
 昨秋からオンエアされている、大塚製薬オロナミンCドリンク「みんなの元気ハツラツ!清原果耶」編もよく見かけるし、「イオンモール」や「日本生命保険」も同時期に増えたクライアント。

 2015年、立て続けに出演した「アステラス製薬」と「三井不動産リフォーム」によって“CM美少女”の仲間入りを果たしていた清原だが、私を含む“おばさん”たちが彼女を認知したのは、同年度下期の連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)の「ふゆ」役だった。
 
 ヒロインの波瑠や夫役の玉木宏に仕える女中役で、同作では、同じ女中役の友近と山内圭哉、そして清原と三宅弘城の関係が、波瑠へのエールとは別の“応援ポイント”となっていたものだ。
 
 2016年3月からは、『放送90年大河ファンタジー 精霊の守り人』(同)で、主演の綾瀬はるかの少女期を。

 そして2018年7月期の「ドラマ10『透明なゆりかご』」(同)主演と、NHKに育てられたといってもいい稀有な若手女優だ。同作での清原は産婦人科の見習い看護師。命の重さや大切さに向き合う清原の名演技に注目が集まったものである。

関連記事

トピックス

オリエンタルラジオの藤森慎吾
《オリラジ・藤森慎吾が結婚相手を披露》かつてはハイレグ姿でグラビアデビューの新妻、ふたりを結んだ「美ボディ」と「健康志向」
NEWSポストセブン
川崎、阿部、浅井、小林
〈トリプルボギー不倫騒動〉渦中のプロ2人が“復活劇”も最終日にあわやのニアミス
NEWSポストセブン
驚異の粘り腰を見せている石破茂・首相(時事通信フォト)
石破茂・首相、支持率回復を奇貨に土壇場で驚異の粘り腰 「森山裕幹事長を代理に降格、後任に小泉進次郎氏抜擢」の秘策で反石破派を押さえ込みに
週刊ポスト
別居が報じられた長渕剛と志穂美悦子
《長渕剛が妻・志穂美悦子と別居報道》清水美砂、国生さゆり、冨永愛…親密報道された女性3人の“共通点”「長渕と離れた後、それぞれの分野で成功を収めている」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《母が趣里のお腹に優しい眼差しを向けて》元キャンディーズ・伊藤蘭の“変わらぬ母の愛” 母のコンサートでは「不仲とか書かれてますけど、ウソです!(笑)」と宣言
NEWSポストセブン
2020年、阪神の新人入団発表会
阪神の快進撃支える「2020年の神ドラフト」のメンバーたち コロナ禍で情報が少ないなかでの指名戦略が奏功 矢野燿大監督のもとで獲得した選手が主力に固まる
NEWSポストセブン
ブログ上の内容がたびたび炎上する黒沢が真意を語った
「月に50万円は簡単」発言で大炎上の黒沢年雄(81)、批判意見に大反論「時代のせいにしてる人は、何をやってもダメ!」「若いうちはパワーがあるんだから」当時の「ヤバすぎる働き方」
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《お出かけスリーショット》小室眞子さんが赤ちゃんを抱えて“ママの顔”「五感を刺激するモンテッソーリ式ベビーグッズ」に育児の覚悟、夫婦で「成年式」を辞退
NEWSポストセブン
負担の多い二刀流を支える真美子さん
《水着の真美子さんと自宅プールで》大谷翔平を支える「家族の徹底サポート」、妻が愛娘のベビーカーを押して観戦…インタビューで語っていた「幸せを感じる瞬間」
NEWSポストセブン
“トリプルボギー不倫”が報じられた栗永遼キャディーの妻・浅井咲希(時事通信フォト)
《トリプルボギー不倫》女子プロ2人が被害妻から“敵前逃亡”、唯一出場した川崎春花が「逃げられなかったワケ」
週刊ポスト
24時間テレビで共演する浜辺美波と永瀬廉(公式サイトより)
《お泊り報道で話題》24時間テレビで共演永瀬廉との“距離感”に注目集まる…浜辺美波が放送前日に投稿していた“配慮の一文”
NEWSポストセブン
芸歴43年で“サスペンスドラマの帝王”の異名を持つ船越英一郎
《ベビーカーを押す妻の姿を半歩後ろから見つめて…》第一子誕生の船越英一郎(65)、心をほぐした再婚相手(42)の“自由人なスタンス”「他人に対して要求することがない」
NEWSポストセブン