デビューのきっかけは、『アミューズオーディションフェス2014』でグランプリに輝き、同事務所に所属したことだから、さすがは大手事務所だけあり、以来、活動は順風満帆といっていいのだが、いつも驚くのは彼女の年齢なのである。

 1月30日が誕生日なので、同オーディションに出場したときは、12才(中学1年生)。『あさが来た』に出ていたときは13才の中学2年生。子役といってもいい年齢だ。

 あの時代の物語の設定として間違ってはいなかったが、その若さで三宅弘城と結ばれるというのは、新人女優の彼女にとっては、大いなる挑戦だったのではないか。

 一方で、少女向けファッション誌『nicola』の専属モデルや、現在は『Seventeen』の専属モデルも務め、実年齢にふさわしい女子っぽい仕事も増やしていた。

 そして、2019年新春、彼女がハンドマイクを持ち、懸命にカンペ(!)を読んでいたのは、『第97回 全国高等学校サッカー選手権大会』(日本テレビ系)の中継。今大会のイメージガール(応援マネージャー)を務めているのが清原なのだ。

 2005年の第84回大会以来、堀北真希、新垣結衣、北乃きい、川島海荷、広瀬アリス、川口春奈、広瀬すず、高橋ひかる…と、各事務所のイチオシ女優が起用され、彼女たちは主演女優へと巣立っていったのだが、清原は、そのメンバーに名前を刻んだのである。

 件の『透明なゆりかご』では、ギャラクシー賞、コンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞、文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門大賞を受賞。

 今月25日公開の映画『愛唄―約束のナクヒトー』に出演し、翌日公開の『デイアンドナイト』では主題歌『気まぐれ雲』を担当。

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