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2019.01.17 11:00  女性セブン

勝谷誠彦さんの盟友が語る、壮絶なアルコール依存との闘い

2018年入院中の勝谷さん。体調回復を待ちつつ、メルマガの執筆を行っていた


「2015年にうつを発症した時には、抗うつ剤を酒で流し込み、2017年の兵庫県知事選挙落選後は、仕事のない日は昼から飲むようになりました」

 そして、異変が訪れた。

「この頃から認知症のような症状が表れ始め、特に酒が入ると自分がいる場所や状況がわからなくなる。昔のことはよく覚えているのに、さっきあったことが思い出せない。地方の講演に行く時も、マネジャーが飛行機のチケットを渡して、待ち合わせの時間を告げてもすぐに忘れて、『おれはどうしたらいいんだ?』と電話やメールがくる。10回くらい同じことを言わないと飛行機にも乗れない状況だったそうです」

 もともとスリムな体形ではあったが、2018年に入ると、さらにやせ細っていった。食事はほとんどとらず酒ばかりをあおる日々。口にするのは居酒屋でひじきかれんこんのきんぴら、少量のご飯のみだった。

 深刻な状態であると、周りが判断したのはその年の8月10日。軽井沢(長野県)にある勝谷さんの自宅で配信されたネット番組『血気酒会』。異常なほどの顔色の悪さが話題となったのだ。

「黄疸がひどく、やせているのに腹だけ出ている。周囲は『栄養失調じゃないか』とはじめは笑っていましたが、尋常ではないと思い直し、病院に行くことを勧めました」

 勝谷さんの出身地・兵庫県尼崎市にある実家は病院で、弟が医師として勤めている。大阪での用事を済ませた勝谷さんを弟が診断した。その結果、同月21日に都内の大きな病院を訪れることになった。

「病院では『重症アルコール性肝炎』で、『劇症肝炎』と診断され、そのままICUに入って緊急入院。検査をするのが1日でも遅れていたら、救急車で搬送され、最悪、そこで絶命していたかもしれません」

 手が施せるような状態ではなく、肝臓医療の国内最高峰、慶應病院に転院。膨れた腹は肝臓の腫れによるもので、通常の5倍以上になり、他の臓器を圧迫。腎臓も半分以上、機能していなかった。

「がんやそのほかの合併症は見つからず、アルコールを断ち、肝臓の機能が元に戻れば退院もできる。最初は意識ももうろうとしていましたが、酒を断ち、次第に意識が戻ってきた9月5日からは、毎朝病室からメールで日記を配信するようになりました」

 多少、認知症のような症状はあったものの、次第に自力で歩けるまでに回復し、10月9日には晴れて退院した。が、すぐに飲酒を始めてしまった。

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