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2019.02.20 07:00  週刊ポスト

得する退職金のもらい方と正しい相続、年金生活者は子孫に残すな

働きながら年金を受け取りたい人はどうする

 定年後の人生プランは〈働きながら年金をもらう〉のか、それとも〈働かずに年金だけで生活する〉かの2つに大別される。

 退職金には「一時金」と「毎月分割で受け取る」方法があるが、「年金だけで生活」を考えているなら「分割」は絶対に選んではいけない。分割でもらっている期間は収入が増えるため、「住民税非課税」ではなくなる可能性が高いからだ。

 退職金を一時金でもらう場合、2060万円(勤続38年のケース)を超えると課税されるが、それでも一括でもらったほうが税・保険料は少なくて済む。

「子供に幾ばくかの財産は残してやりたい」──。

 定年後、年金だけで生活する道を選ぶなら、最初にそうした意識は捨てたほうがいい。

 そもそも年金は国民の老後の生活保障だ。だが、支給がどんどん減らされてきたために、不安になって年金を蓄えようとする高齢者がほとんど。住民税非課税世帯となって「無税生活」で働かずに年金を最大限有効に使って生活しようというなら、次の世代に遺すことは考えず、夫婦の生活を充実させるために使い切るのが大前提となる。

 一方、働く高齢者は年をとるにしたがって年金貯金が増えていくことが予想される。こちらは子供への生前贈与など「税金を取られないため」の相続税対策を早めに進めておくことも必要だろう。

※週刊ポスト2019年3月1日号

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