「大淀町が生んだスーパースターですよ。2年前には町の広報誌の表紙も飾っていて、知らない町民はいない。これまでのどんなドラマや映画の役よりも、今回の竹内さんとの結婚で、地元はすごい盛り上がりです」(地元住民)
「大樹くんは背が高くてカッコいいから、中学、高校でもすごく目立っていました。実家は製薬会社を経営していて、町でも屈指のお金持ちですが、大樹くんはそれをひけらかすことのない品のよいお坊ちゃま。
3人兄弟の末っ子で、長男が製薬会社を継いでいます。ご両親は大樹くんがかわいくて、今もできる限りの支援はしているようです」(別の地元住民)
◆「とにかく明るい家庭を築いてほしい」
さらに中林は、「奇跡の子」とも呼ばれていたという。
「大樹くんが赤ちゃんの時、中林さんの自宅が大火事になったんです。お母さんと大樹くんが2階に取り残されて、1階はすでに煙や炎が充満していた。大樹くんがその中を通るのは危険なので、お母さんが決死の覚悟で大樹くんを2階から放り投げ、下にいた消防団がキャッチしたんです。
その後、お母さんも命からがら脱出して…豪邸が全焼するほどの火事だったから、逃げ遅れた2人が助かったのはまさに奇跡。界隈でこの話を知らない人はいないほど有名です」(前出・地元住民)
母親と消防団のとっさの連携で、まさに九死に一生を得た中林。それだけに彼が『めぞん一刻』のオーディションを勝ち抜いた時には、地元では「やっぱり奇跡の子だ!」という声が上がったという。
短期間で竹内のハートを射止めたあたりも、やはり“持っている”のかもしれない。
だが、家族からしたら“想定外”という思いも…再び中林の父親が言う。
「大学は法学部だったから司法書士にでもなると思っていましたが、俳優とは…大樹は毎年、盆と暮れは帰ってきます。いつ戻ってきてもいいようにあの子の部屋もあるんですけどね…」
竹内には最初の結婚相手である中村獅童(46才)の間に13才になる子供がいるが、中林とはすでに意気投合し、「3人一緒になれば楽しくなる」と話しているという。
「竹内さんのお子さんのことは知っていますが、それをどうこう言う時代でもありませんし、あの子が承知してやっていることですから応援したい。いつか孫の顔も見たいですけど…とにかく明るい家庭を築いてほしいですね」(中林の父親)
家庭円満は奇跡ではなく必然として──。
※女性セブン2019年3月21日号