そんな“場外戦”を訝る声もあるが、「昇進への最大の障壁は今場所、貴景勝と対戦が予想される実力派ガチンコ力士の面々」(協会関係者)だという。そこには大関・高安や小結・御嶽海らの名前が挙がる。
「先場所優勝した玉鷲(関脇)が11勝で『3場所33勝』に届くことなども含めて考えると、貴景勝は2ケタ10勝をあげて『3場所34勝』を達成することが昇進の最低ラインになるとみられている。これは簡単には達成できない数字だ。対戦が予想される力士の顔ぶれを見ていくと“5敗しかできない”というのは相当にハードルが高いと思う」(同前)
※週刊ポスト2019年3月22日号