国内

秋篠宮さま、なぜ小室圭さん一家の詳細を知らなかったのか

精神的に参っているという秋篠宮さま(撮影/横田紋子)

 結婚するべきか、結婚させざるべきか。本来ならば、他人がとやかく言える話ではない。憲法にも、《婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立》すると明記されている。ふたりが結婚したいのならば、それを阻むものは何もない。

 天皇陛下の初孫であり、将来の天皇の実姉──秋篠宮家の長女・眞子さま(27才)はそのお立場ゆえ、婚約内定者の小室圭さん(27才)との結婚が、日本を二分する議論になっている。

『週刊現代』(3月23日号)によると、小説家の山本一力氏は「常識的に考えて、自分の娘が400万円もの借金トラブルを抱えた家の男を連れてきて、すんなりと結婚を認める親がどこにいますか」と慎重な立場。対して、漫画家の小林よしのり氏は「ダメなところがある人を好きになって、何が悪いんですか」と言い、皇族だからという理由で世間が結婚に反対するのは「眞子さまに対する人権侵害ですよ」と、結婚に賛成だ。

 どちらも正論だ。そして、「すんなりと結婚を認めない親」であり、「ダメなところがある人を好きになった娘の親」である秋篠宮さまが、そうしたまっとうな意見に挟まれ、苦境に立たされている。秋篠宮家に近い関係者が言う。

「秋篠宮さまは精神的に相当に参っていて、医師も心配している状況だそうです。かなりおやせになられました。愛娘の嫁ぎ先について知らないことが次から次に報道され、ショックが重なっていらっしゃいます」

 そもそもなぜ秋篠宮さまは小室家のことをよくご存じなかったのか。

「宮内庁としては、皇室会議を経てお相手を皇室に迎え入れる男性皇族の場合はご結婚相手に関心を持ちます。しかし、眞子さまは降嫁され、小室さんは皇族になるわけではないので、小室家のプライベートへの関心は低かった。

 それでも、普通の親子の会話として、“彼はどんな人柄なの? どんなご家庭なの?”と尋ねることはごく自然なことです。ただ、秋篠宮ご夫妻が、小室家についていろいろ尋ねたり、調べたりすることについて、眞子さまが拒否反応を示されたようです。そもそも、小室さんが眞子さまに正直にすべてを話していなかったので、心配されていなかったということもあります。ご夫妻も、眞子さまを信用され、深くは詮索されなかったのでしょう」(前出・関係者)

※女性セブン2019年3月28日・4月4日号

関連記事

トピックス

雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
女性セブン
名古屋事件
【名古屋主婦殺害】長らく“未解決”として扱われてきた事件の大きな転機となった「丸刈り刑事」の登場 針を通すような緻密な捜査でたどり着いた「ソフトテニス部の名簿」 
女性セブン
今年の6月に不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《世界ランキング急落》プロテニス・錦織圭、“下部大会”からの再出発する背景に不倫騒と選手生命の危機
NEWSポストセブン
国仲涼子が『ちゅらさん』出演当時の思い出を振り返る
国仲涼子が語る“田中好子さんの思い出”と“相撲への愛” 『ちゅらさん』母娘の絆から始まった相撲部屋通い「体があたる時の音がたまらない」
週刊ポスト
「運転免許証偽造」を謳う中国系業者たちの実態とは
《料金は1枚1万円で即発送可能》中国人観光客向け「運転免許証偽造」を謳う中国系業者に接触、本物との違いが判別できない精巧な仕上がり レンタカー業者も「見破るのは困難」
週刊ポスト
各地でクマの被害が相次いでいる(左/時事通信フォト)
《空腹でもないのに、ただただ人を襲い続けた》“モンスターベア”は捕獲して山へ帰してもまた戻ってくる…止めどない「熊害」の恐怖「顔面の半分を潰され、片目がボロり」
NEWSポストセブン
カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアン(EPA=時事)
《金ピカパンツで空港に到着》カニエ・ウエストの妻が「ファッションを超える」アパレルブランド設立、現地報道は「元妻の“攻めすぎ下着”に勝負を挑む可能性」を示唆
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“最もクレイジーな乱倫パーティー”を予告した金髪美女インフルエンサー(26)が「卒業旅行中の18歳以上の青少年」を狙いオーストラリアに再上陸か
NEWSポストセブン
大谷翔平選手と妻・真美子さん
「娘さんの足が元気に動いていたの!」大谷翔平・真美子さんファミリーの姿をスタジアムで目撃したファンが「2人ともとても機嫌が良くて…」と明かす
NEWSポストセブン
逮捕された鈴木沙月容疑者
「もうげんかい、ごめんね弱くて」生後3か月の娘を浴槽内でメッタ刺し…“車椅子インフルエンサー”(28)犯行自白2時間前のインスタ投稿「もうSNSは続けることはないかな」
NEWSポストセブン